[表紙頁]へ  関連記事の目次
[150107]

ASUS EB1007 柿の種化を、試行中

今回の試行は、ANT_アンテナ_の改修が発端で、このEeeBox EB1007を、「電源」と「LAN接続」のみで_シンプルな_“スタンドアロン”に出来ないか?と考えた。
それに加え、更に「750GB SMARTエラーHDD」の寿命テストも兼ねさせたい。

このミニ・デスクトップ機は、大変コンパクトなので、出来れば、邪魔になるディスプレイ・ケーブルキーボードマウスなどは繋ぎたくないってこと。
この“コンパクトさ”のままで、利用したいと思ったのだが、前準備さえすれば、そうした邪魔物無しで、何とかなりそうな気配。

WinVistaを載せて、_お邪魔な_入出力をもぎ取った“柿の種状態”にし、代わりに「リモートデスクトップ接続」にして、メイン機側から遠隔操作出来るようにした。

このマシン、具合のいいことに、「BIOS設定」で「F1キー押し」_図2<クリック>_をキャンセルすることが出来る。_図1_
だから、“SMARTエラー状態”でも、キーボード無しで、起動することが可能なのだ。

この「SMARTエラーHDD」は、あれやこれやに載せ替えながら、早1年が経った。まだ、もう少しは動きそうだ。
これからも、メイン機から遠隔操作で、データを更新・保存をさせながら、寿命テストをやらせることが出来ると思う。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ANT再改修
先回のANT改修では触れていなかったが、このEeeBox EB1007で、やったことを追加。

まず、小窓からの“ANT取替え作業”は、大変難しかったので、全部バラシテから取り替えることにした。結局、それが、一番簡単だった。

次に、買って来たANTの「フィーダ」には、広域ノイズ抑制用らしき「コア」が被せられていたのだが、台座の孔を通せなかったので、割って取り除いた。_図3_
そのカバーは、「ネジ部」を半田鏝で過熱する際の保護用として残してみたのだが、これで少しは、「フィーダ」の保護にはなったようだ。_図4<クリック>_

だが、加熱しながら押し込んだ「ネジ部」の周りがやや縮れてしまったので、あまり綺麗に仕上がったとは言い難い。
_まぁ、見難い後ろ側だし、機能的には問題無いのだが。苦笑_

SMARTエラーHDDを搭載&テスト
このSATA 750GB-HDD_MK7575GSX_ジャンクは、SMARTエラーがあるのを承知で買ったもので、“不良化原因”ってどんなものなのか?ということに興味があった。_図5_
ジャンカーの常で、“敢えて、故障に挑んで、出来れば修復したい!”という欲求から。

で、そうした眼で見ると、“SMARTエラー”が出たからといって、怖るるに足らずだ!_図6<クリック>_ _高笑♪...後ろに、ドテッ!_
これは、“地震予知”などと似ていて、事故発生の蓋然性は高まるだろうけど、必ずしも今日明日のことではない...かもしれない。

まぁ、大切なことは、もし避けられないことだったら、事前と事後の対策を考えておくことだと思う。 ・・・ そして、活きている間、何らかの役に立てばいいわけだ。

今回は、EeeBox EB1007の稼動と、当苑の更新データ保存を_他メディアと並行で_やらせてみるが、このHDDの「使用時間」は、購入時の6681時間から約300時間が経過していて、現在ちょうど6981時間なのだが、後1年間ほどこの調子で正常に動作し続けてくれれば、結構ではないかと思っている。

本体の整備
仮接続状態で、OS搭載などをしていると、突然電源が落ちてしまう。_おやおや!_
DCプラグの内径が合わないのか?と、ACアダプタを変えてみたのだが、やはり同様の現象が発生する。

これは、良くある不良化のひとつで、「電源ジャック部」の半田外れではないかと調べてみた。_図7_
_そのために全てのビスを外さねばならず、毎度の事ながら、ビスの多さに辟易!_

目視では、あまり良く分からないので、兎に角、しっかり再半田付けした。_...と思う_
その後、電源落ちが起きなくなったから、これでいいのだろう。
で、机上の棚に置いて試行開始!_図8<クリック>_

遠隔操作
現状は、キーボードやマウス、ディスプレイなどの入出力を全部外してしまって、“.....手足取ったら柿の種♪”というわけだ。

WinVistaでの「電源スイッチ」の機能を「電源OFF」に設定してあるので、このマシンの“起動と終了”は電源スイッチだけで事足りるはずなんだが、やはり寂しい。
そこで、メイン機を利用して、_生まれて初めて!_リモートデスクトップ接続」なるものを使ってみることにした。
結果、相性がいいのか、割合簡単に接続出来て、操作も難しくない。_図9_

単に、LAN経由のデータ転送だけに限れば、色々な操作は不要なのだが、「SMARTエラーHDD」の状態・様子を見るには、あってほしい、いや無いと困る!
やはり、たとえリモートでも「コンソール_制御卓_」は、“あらまほしきものなり”だと思った。

試しに、「HD Tune」を走らせてみたら、これの状況などもちゃんとメイン機から読み取れるので、便利だし有り難い!_図10<クリック>_

[表紙頁]へ  関連記事の目次