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USBカメラ10台窓8枚物語 最終記事(9/9)へジャンプ

其の一[2018年7月27日]

+++ 成果と経緯 +++

USB(/Web)カメラを10台接続し、その中の1〜8台を選んで、1台のPC画面上にそれらの(準リアルタイムな)映像表示をさせるという価値不明な成果(?)を挙げた、これはその始まりからの物語である。
そもそもの発端で腰を入れてやり始めたのは、道路の脇に大きな犬糞が転がっていたのを、家人が憤慨した時からだが、対策に「監視・看視カメラ」はどうか?と考えた。
しかし、本格的な「監視カメラ」を据えて記録をしたとしても、犯人の割り出しはかなり厄介だろうし、第一そんなことに資金や労力を投じるのは、コストパフォーマンス的に見ても、“悪過ぎ”ではなかろうか。
やはり、一応、“成果”も考えないと...それが“糞”だけではなぁ。

取り敢えず、手持ちの「USBカメラ」を屋外に使ってみて、“様子”(屋外風景)を見ることから始めた。
やり始めたら、色々な問題・課題が出て来て、それを工夫・対策するのが面白くて、“犬糞害”そっちのけ(?)で、看視系の構築に取り組んで来た。
でも最近、その“糞害”が減ったようだという。設置したUSBカメラ群のお蔭かな?

最終的には、家の周りの道路看視には、カメラが6台ほどあれば足りそうだと分かったので、それらを据え付けたのはいいのだが、勢い余って、カメラ10台を接続出来て、8台分の映像を1画面上に表示出来る「プログラム」まで作ってしまった。(図1、動画1<クリック>
「自前プログラム」の作成には、当初はやや腰が引けていたのだが、やり始めてみると、出来ること出来ないことが分かって来て、出来る範囲内のことで実現し、それで我慢/満足することを覚えるようになる。
だが、その“出来ない”というのが曲者で、それには、“今は未だ”という前置きが必要だったりして。
更に、“金に糸目を付けなければ、出来る”ことでは、どうも面白くない。やはり費用・経費は最小限に抑えたい!となる。


+++ 屋外用USBカメラ? +++

今使っているUSB/Webカメラには、「カメラ制御」の中に“露出の自動制御”(図3)があるが、以前のジャンク・カメラ群の中には、これが欠けていたものが多くて、そやつらは、室内はOKでも、日中の屋外に出すと“白飛び”が起きてしまう。
その度に手動で調整して、適正露出・明るさにしなければならないとしたら、明るさ変化の少ない室内用なら良くても、変化の激しい屋外用としては、とても使えないなと思った。

今使っているカメラ(LogicoolC210、C270など)は、自動制御機能がよく効いているので、一度セットしておけば殆ど調整することがない。
ただ、「コントラスト」などは、風景の影の具合で、時々手動で調整したくなることがある。(図4<クリック>

周辺道路を看視するので、通常は、直接太陽光を(カメラ)センサーで受けることは無いが、「ワイド・レンズ」や「魚眼レンズ」を付したものでは、ぎらぎらした映像を見ることがある。
でも、(半導体)センサーは結構強いらしく、まだ、いずれのカメラも“焼き付き”や“焼損”などは無いのは、有り難いことだ。


+++ カメラ台数(制限と代案) +++

室内用USB2.0/Webカメラでも、屋外で使えそうだ。
んなら、それらの映像は、ノートPC1台の画面上で、俯瞰的に見たい。
ところが、台数は2台までが限界らしい。やってみたら、なるほど!そのようだ。
キャプチャだけなら、4台まで可能なソフトもあったが、これでは、並列的な看視は出来ないということ。
では、どうするか?
可能な案は、カメラのワイド化だな、ウン!
最近は、百均店で、ホルダ付き「スマホ用魚眼レンズ」が安く買えるし、また「超魚眼レンズ235」なども、ネットで手に入るご時勢だ。
ついでに、遠くの道路を遠望するのも一興かと、望遠化も試みるとするかな?(図5)
カメラのワイド化すれば、かなりの広い範囲をカバー出来るようだ。(図6<クリック>

しかし、この範囲だけでは、全域カバーは無理だから、どうしてもカメラの台数を増やしたいわけ。
(通常のやり方で)USB2.0系では2台まで!って制限は、やはりキツイ!
そうなると、世の中に提供して下さっている「フリー・ソフト」だけでは、どうしようもないってことだ。
“ここで諦める”という手が、一番安直なのだが、別に、そう焦っているわけでもない。
“自分でプログラムを作ってみては?”という内なる声さえ、聞こえて来る。
以前、「Z80、i8080アセンブラ」や「VisualBasic」などで、幾つかの「プログラム」を組んだことはあるから、やって出来ないことはなかろう。が、“記憶力”などの方は、日増しに落ちて来ているし。
うーむ、さてどうする?どうなる?...(続く)

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其の二[2018年7月29日]

+++ ソフト細工とハード作業 +++

「ソフト」の方で、なかなか手が動かない間も、「ハード」の方は、勝手に手(と身体)が動いていて、軒下のあちこちにカメラを取り付け続けていた。(図8<クリック>

それらの映像群を見るのに、「LiveCapture2」を使わせて頂いて、2台のPCを使い、それぞれで2台ずつのUSBカメラ映像を映して、それらを“リモート接続”で1台のノートPC上に表示させるようにしてみた。(図7)
窓同士を手動でくっ付けて並べておけば、上下2段、4画面が、上手く表示出来る。
後で、理屈で考えてみて、USB2.0はmax430Mbpsだが、“リモート接続”を受け持つLANの方は100Mbpsでしか伝送出来ないはずだから、こんな方法で上手く行くのかなぁ?!などと不思議がったりして。
しかし、こんな場合でも、身体が先に動く/実際にやってみると、話は早い。
現実には、ちゃんと4画面が動画で見えるんだから。
でも、“リモート接続”の方の映像は、少し遅れてやって来るので、車の動きなどは、チグハグの妙な感じになる。
...暫くは、これで満足/我慢していたのだが、試験的に据えたカメラの数が段々増えて来て、毎日、あれこれ切り替えていると、不便になって来た。
もう少し、スマートな方法やシステム/系は出来ないものかと、思案する日々。
“USBカメラ群からの(複数の)動画を見る方法や話”を、ネットで探し廻ったが、あまりそんな需要も供給も無いらしくて、こちらが欲しい記事が少ない。(ヒットするのは、“引っ掛け広告”や“否定的な忠告”ばかり。やや、うんざり)
尤も、「多カメラ動画の同時表示」なんて、他の人達が、やってないから面白い!って面もあるんだが。


+++ ケーブル類の引き込みはハード +++

「USBカメラ」を屋外に設置すれば、当然其処からケーブルを引き込まねばならない。(あ、逆かな?)
室内のノートPCからは、最大5m以内にUSB-HUB/ハブを設置しなければならない。(こちらが先だ!)
いずれにせよ、室内外と屋根裏の往復行が必要。
昔から、前屈がマイナス10cmを切ったことがなかった我身だが、(それをものともせず?)天井裏を這い廻ったり、上がらない脚を手で無理矢理引っ張り上げながら窓枠を越えたりして、「ハード」系の整備に勤しんでいる。

まぁ、比較的作業がし易かったのは、軒下の換気口から、USBケーブルを押し込む方法だが、身長が少し足りないので、片手で窓枠をしっかり握って、背伸びをしながら、片手だけで作業をすることになる。(図9)
此処には、以前、アマチュア無線運用時代に、「アンテナ用フィーダー線(5D-2V)」などを通してあったのだが、それらの使わなくなった分を引っこ抜いた後に、「USBケーブル」を通した。
内部の天井裏までは、塩ビ・パイプを通してあり、これで、ケーブル類が中までスムーズに入る。

室内には、適当な引き込み口が無いので、(ダンボール板に似た)天板に適当な孔を開けて、ケーブル類を通してある。(図10<クリック>
もし、この家を貸し出したり、売りに出すなら、此処は“大きなマイナス箇所”になるだろうけど、もう家屋自体に、そんな役目や価値も無いだろうから、構わん!(当初は、家財の傷みに厳しかった家人も、近頃は諦めたようで、何も申されぬ。でも、憤懣溜り気味ではあろうな)

「USBカメラ」を室外に据えたのはいいが、どれもこれも、満足なのが少ない。
明るさに対するダイナミック・レンジが狭かったり、冬場の低温度に弱いカメラ(特に、CS-3DW300)などは、映像が色反転や天地逆の映像が出て来たりすることもあった。
それに、「USBカメラ」の加工(広角化、望遠化や脚付けなど)もしたかったので、同じ機種を複数台用意するのが常だった。
気が付いたら、“USBカメラの纏め買い”の癖が付いていた。(続く)

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其の三[2018年7月31日]

+++ ジャンクの纏め買い +++

始めに、ネットで纏め買いしたUSB/Webカメラは、中華製の無銘品(?C016相当)だった、(図12<クリック> 15個¥2,800送料込み)
これは、当たり外れを予想して、其の中から、良いのを選び出すつもりだったが、ついでに色々な加工を試してみたかったこともある。

その後、多数買ったのは、3DカメラCS-3DW300)で、これは通販ではないが、大阪・日本橋で、店頭に百八円売りのものが多量に置かれていて、何度も買い足して来た。
このカメラは、色々に加工し易く、2眼を“ロンパリ”(今は死語?)にしょうとしたり、広角・望遠レンズを張り付けたり、可動脚部を利用したりして、大いに役立った。(笑)
(正確ではないが、)都合10台位は買ったと思う。(図11 1箱¥108税込み)

ネット通販(主に、ヤフオク!)では、購入品より送料の方が高く付く場合が多い。
特に、ジャンク品だと、品物1円、送料1,000円というケースも稀ではない。
家人に話すと、そんな買い物はしたくない、もしするなら、品物2,000円で、“送料無料”あるいは“送料着払い”の方がずっと好ましいという。
多分、世間では、それが常識的で、一般的な“買い物(の仕方)”なのだろう。

だが、(思うままを言えば、)その気持ちの半分以上は、見栄ではないかと思う。
本来は、それが持つ“機能”や“性能”に金を払うのであって、“送料”や“綺麗さ”や“ブランド”などに、ではないのだから。
まぁ、“飾っておくのが目的の品物”なら、それが“機能”になるわけだから、そんなのには文句は言えないが。

カメラのジャンク品を買う場合、常に、送料を極力切り詰める方法を探す。
送り主に、“箱を潰して欲しい”だとか、“補償ナシの定形外”で、とか。
しかし、その“定形外”で郵便配達のおじさんから、クレームを付けられそうになったことがある。
“こんなのポストに入りまへんなぁ!”って。
そういえば、安価な「クリックポスト」(¥164)が、もう直ぐ値上げになるそうだ。

1個2個では送料が高く付くものでは、敢えて、“多数個纏め売り”されているものを選んで、買うようにする。
さすれば、(買い物の)コスト・パフォーマンスは、良いはず!


+++ 視野のワイド化 +++

纏め買い/多量買いしたジャンクは、改造する際に、まことに具合が良い。
3Dカメラ(CS-3DW300)は、“USBカメラは、系内に2台だけ”という制限を何とか緩和し、視野を拡大する際の様々な改造に役立った。

例えば、2カメラあっても、信号は1台分だけという(面白い)特性を活かして、2つのセンサのレンズの向きを広げれば、カメラ2台分の働きをするはずだった。(図13)
しかし、現実は厳しい...センサーが載った基板を曲げる方法では、とても無理だ。
センサーはそのままで、上のレンズだけを左右に動かして広げる方法では、“ピント不整”や“影”が生じてしまう。(図14<クリック>

やはり、こんな無茶な改造ではなくて、素直にワイド・レンズを宛がって、視野拡大を狙うのが次善策だろう。
幸い、今はスマホ用として「百均魚眼レンズ」が容易に手に入る時代だ。
あるいは、ネットでは「魚眼235」ってなモノまで、売られている。
そんなのを利用して、カメラ台数の節減を図って来た。


因みに、“魚眼”というから、180度は無理にしても、120度位は?...と思っていたが、実際は、何の何の!精々、90度がいいところだ。(図15)
そういやぁ、魚の目だと言っても、そんなに広目の奴ばかり居るわけでもなかろう。

傑作なのは、「魚眼235度」というのがあって、敢えて買ってみた(¥1,200送料込み)のだが、これはレンズの前面が235度に開いているだけの話で、実際の視野は、高々140度ほど。(図16<クリック>
しかし、これによる視野の拡がりは、確かに、半端なものではない!
周辺の風景(映像)の歪を我慢すれば、カバー範囲の広さは、抜群だ。
実は、現在でも、1台のカメラに、これを適用してある。

...フム、これを上手に画像加工をすれば、歪の少ない綺麗な風景に出来るのではないかなぁ。機会があれば、やってみたいテーマではある。

最近、知ったことだが、カメラの解像度は、“視野の広さ”に関係するようだ。
低解像度のカメラは、「望遠レンズ」を付けた際、周囲のケラレが少ないし、“多数台同時並走”もさせ易いのだが、逆に、風景のカバー範囲が狭いという欠点もある。(痛し痒し!)

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其の四[2018年8月2日]

+++ プログラミングに着手 +++

借り物の映像/画像表示ソフト(LiveCapture2など)で、4画面/窓を表示させて見ていたが、どうも“操作”などが自分の思い通りにはならなくて、使い難い。
“映像/画像表示プログラム”なんてのが自分で作れるのかどうか、よく判らなかったが、プログラムを作れば、結構好きなように弄くれることは実経験(例えば、模型電車の自動運転など)で知っている。
そこで、兎に角やってみようと、先ずは、(今回の目的に合いそうな)プログラミング用の道具を揃えることから始めたわけ。

一応、言語は「VBVisual Basic)」を考えていたのだが、ネットで探し回ると、映像/画像処理を助けてくれる補助ソフト/ライブラリに、(無料で使える)「OpenCV」があって、それは、“C言語やVC++などで(も)使える”とある。(何はともあれ、フリー・ソフトが望ましい!)

そんな時、ネット上に、“「VC++2008」と「OpenCV 2.0」を使った道具作り”の詳細な手順が書かれたサイト(残念ながら、現在は記事消滅)があるのを見て、その通りに打ち込んでみた。
・・・結果、素直に上手く行った!それでプログラム作成の準備/道具が(ノートPC上に)出来た♪(図18<クリック>
やっぱり、初心の時には、先人の足跡をそのまま辿る方法が最善だと、改めて思う。
現在も、基本はその状態からあまり変更・発展はさせずに済んでいるし。(まぁ、脱皮出来ないでいるっていう見方も出来るが。苦笑)

USBカメラを並べた時、どうやっても1台のPC上での並走は2台が限度らしいので、兎に角、2台のPCを使って「リモート(デスクトップ)接続」で見掛け上、(2x2台の)4画面にして見た。「自作プログラム(U2Face4.exe)」(図17)
これはこれでアリかも!?とは思ったが、毎朝、2台のPCの電源を入れ、「プログラム」を起動させていると、もっといい方法があるのではないか?と、解法を求めて、ネット上をさ迷い歩くようになって来る。
(しかし、如何に“Google博士、Yahoo!教授”と言えども、くず質問を入れれば、くず回答しか戻って来ない弱さがある)


+++ 途中の苦肉の策 +++

次に試したのは、2台ずつあるいは1台ずつを一定時間ごとに切り替えて表示させる方法で、一種の“動画のスライド表示風”だ。
そのルーチンを「プログラム」に追加・改造してみたら、何とか上手く動いた♪(U2Face4改)
これなら、“幾十枚表示しても、文句あんめぇ?”...と悦に入って走らせていたら、数時間でプログラムが、突然暴走?迷走?し始めたのだ。...えっ?何で何で?
当初は、なーに偶々だろう!って、無視しようとしていたのだが、必ず起きることが分かったので、放ってはおけなくなって、その理屈や対策を考え始めた。

“オブジェクト指向プログラム”の“並動メカニズム”がよく分からないながらも、タスクマネージャなどで調べていたら、どうも画面を切り替える度毎に、新しいハンドルやスレッドが出来て来て、それらが限りなく増大し続けて行く為らしい。(図19)
確かに、“窓(Window)”が一つ出る毎に、新しいハンドルやスレッドが出来ていて、それらがちゃんと同数だけ消せていなくて、減るよりも増える方が多いようだ。
それらを消すのは、素人の手には負えないらしい。

ネット上でのQ&Aを拝見すると、“ハンドルやスレッドが無闇に増やす/増えることなどは、してはいけない!”というのが、正しい答らしい。
(...はぁ、そうですか?でも、そうしたいんですが...苦笑...できないから、してはいけないというのが通例だが、出来ないけどやってみたいってのもアリかと)

やってはいけないことをやる場合には、程々で止めておけば難が少ないか、あるいは無難であることは、生活の知恵としてある。
それで、色々実験してみて、「切替」を100回位に留めて、一旦「自作プログラム(U2Face4改改)」を停止させ、改めて「プログラム」を起動すれば、増大していたハンドルやスレッドは、初期値に戻せることが分かった。

+++ 自爆&復帰 +++

それなら、「切替回数」を見て自分自身で死ぬ/停止するようにプログラム行を書けば、何とか対処は出来そうだ!
問題は、自分で自分を再起動するプログラムは書けないことだ。それだと、どうも余分にスレッドを増やすだけになるらしい。(てへへ!)

なので、外部にもう一つ(自分を起動してくれる)補助的なプログラムUCamM.exe)を用意して、自分を停止する前にそれを呼び出しておいてから、自分を停止するようにした。(図20クリックの赤枠部)

その抜粋例が図21で、この例では2画面ずつ切り替えた場合で、カウンタrctがマイナスになったら「UCamM.exe」を呼び出してから、自爆/自決する。
その実作業は、WinExecというWinOSが持っている(便利)機能に頼った。
(ベテランやプロなら、もっと鮮やかで、スマートな切替ルーチンを書くだろうけど、初心者・素人は、こんなのでお茶を濁す)

この(自爆&再起)方法は、現在の「自作プログラム(UCam10.exe)」にも継承して組み込んであり、“特性の様々なUSB/Webカメラ群で構成した(看視)系”でも、1台ずつの表示が可能にしてある。
切り替え100回後に、[しばし、またれよ!]という「UCamM.exe」からのメッセージが出て、「自作プログラム(UCam10.exe)」の再起動が始まる。(そんな時、数十秒ほどの看視の空きが出来るが、それは必要悪!?)
(大きな声では言えない?が、信号の出て来るのが遅いUSBカメラが相手だと、数十秒待ちなどザラだもんなぁ。それを、只管待ち続けねばならない)

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其の五[2018年8月4日]

+++ メニューを造る/変える +++

自前のプログラムを書く時、どんな「メニュー」にするかを考えるのは、楽しい作業だ。
別に、綺麗な顔にするつもりも無いが、どんな「ボタン」や「サイン」を配置し/表示させて、どんな働きや情報を表示させるかを考え、それらを無駄無くコンパクトに配置したいわけだ。
この顔が、「(自作)プログラム」の内容・機能にもなる。

まぁ、一度決めても、落ち着くまでは、常に変更&変更の連続だけど。
「最近のメニュー」は、(横長3メニューの)一番下の(映像画面入りの)ものだが、「当初のメニュー」は、シンプルで大きかった。(図22の一番上)

今は、“フレームレート”を数字で表示する代わりに、「ラジオ・ボタン」を並べ、中の黒丸の動く早さで、大体の感じを伺い知れるようにしてある。
これがもし、停まったら、そのカメラからの信号伝送が滞っているってこと。
(この時は、映像表示か、エラー表示が出るまで、じっと我慢して待たねばならない...これは仕様だ!笑)

因みに、こうした「ボタン」や「サイン」を含んだ「メニュー」が作り易いのは、VC++の特長だそうな。
CC++だと、全部自分で一個ずつプログラムを書いて、組み立てねばならないらしい。
だけど、VC++では、それが容易な代わりに、決められた範囲から出たい/ちょっと変わった事をしたい場合には、大変高い壁が立ちはだかるという難点もある。
例えば、通常は標準で装備される「メニュー」の右上の[X]ボタンを、ある期間消しておきたいと思っても、簡単には消せない。
(「最大化」ボタンの方は簡単に消せるのだが、こちらは消せないので、未だ「メニュー」上に残してある。泣)


+++ [X]ボタンの恐怖 +++

実は、カメラの「映像表示窓(群)」が出ている間に、この[X]ボタンを押すと、「メニュー」だけは消えてしまうのに、「映像表示窓(群)」の方は全部残ったままという、奇妙で、厄介な状態になってしまう。

そうなると、もう「映像表示窓(群)」の方は、消そうにも消す手立てが無くなるのだ。
システムの「シャットダウン・ボタン」か、「電源ボタン」で、強制的にシャットダウンする以外に方法は無いという、大変恐ろしいことに!
通常は最優先のはずの「Windowsタスクマネージャー」(Ctrl+Shift+Escキー同時押し)でも、それらを止めて、消すことは出来ない。(図23)

尤も、この[X]ボタンを抑制することは、出来る。
でも、そうすると、(「メニュー」が邪魔で最小にしたい時に必要な)「最小化」ボタンも、効かなくなる...という“副作用”も出て来るので、それはやっていない。

実は、この話は、“並列処理”と関係があるらしいのだが、便利でもあり不便でもあるこの処理方法と特性に、今後は嫌でも付き合って行かねばならないらしい。
“並列処理”といえば、聖徳太子が、七人の訴えを同時に聞いて、それぞれに確答を与えたという話に似ている。(かな?)今回の場合、最大八画面/窓だけど。

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其の六[2018年8月6日]

+++ OpenCVの基本ルーチン +++

OpenCV」を使うということは、それをプログラム中で呼び出して、“決められた仕事”をして貰う/して頂く(!?)ということだが、主な仕事は、カメラから映像データを読み込んで/読み出して来て、そのデータ群を(指定した)“Mado”に表示すること。

プログラム(VC++/C++言語の書式)で書けば、図中の赤枠のようにたった4行で済む。(図24)
(尤も、人の子と同じで、裸ではダメなので、事前に服を着せたり食事をさせたりしておかねばならないが)

USBカメラのドライバを用意し、カメラを接続して、プログラムを整えて試したら、確かに上手く(動画が)映る! (まぁ、其処まで簡単に、すんなりと行くわけでもないが。苦笑)
カメラ1台でちゃんと映るなら、2台3台も簡単ではないか?
これらのルーチンを、ずらっと、順に並べればいいだけだろうに!そう思った。

ところが、2台までは、準備した窓には“映像”が映るんだが、3台目の窓は“真っ黒クロ助”だ!
ずっと後になって、実は、3台目のカメラがオープン出来ていないことが分かったのだが、USB/Webカメラをあれこれ替えてみても、その状態は変わらずだった。
しかし、ある試みから急転直下、それが出る/出せるようになった。


+++ 基本形の羅列 +++

それまでと何が違ったかというと、“映像を読み出すカメラ”を全部Logicool製と(一台だけ)Microsoft製に絞った/統一したことだ。
そして、面白いことに、今の(最新版の)(max8台の)カメラ映像群を表示するルーチンは、実は上記の基本行の羅列なのだ。(図25は、カメラ4台の時の例)

それまでは、まとめ買いしたUSB/Webカメラ群(無銘C016?やCS-3DW300UCAM-DLA200Hなど)に揃えてみてはいたのだが、機種を揃えるだけでは、3台目以降の映像は得られなかった。
だから、こうした“羅列ルーチン”を試しに書いては消し、書いては消ししていた。

現実の看視系の方は、専ら、「リモート接続」を使った2台+2台の“4映像表示”だった。
勿論、1台ずつ、あるいは2台ずつを切り替えて表示させ、切替100回目で自爆&再起動するやり方も、時々使ってみてはいたが、やはり物足りなさが付き纏っていた。

それが、ある時、「Webcam Orbit/Sphere AF」という、Logicool製の奇妙で面白そうな「可動型カメラ」3台を入手したことで、これら4行が、生きて残り始めた。・・・試していると、4画面が、そのまま出て来たからだ!・・・おおっ、やった!!!

それからは、プログラム行群を、散々弄くり回して、現在の『カメラ10台窓8枚』に捏ね上げて来た。
...でも、それが出来るようになったのはなぜか?ってことを含め、未だ問題や課題が無くなったわけではない。(続く)

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其の七[2018年8月8日]

+++ 「Orbit/Sphere AF」? +++

1台は買ってみてもいいと思っていた“可動型のUSB/Webカメラ”だが、3台まとめて放出されていたので、送料込みで考えると、もし3台共動けば、ややコストパフォーマンスが良いので、大枚を叩(はた)いて買ってみた。(図26)
こいつらは、触るのが気色悪いほど、周りがベタベタだったので、ジャンク出品になったようだ。それを、丁寧に綺麗にしてから、動作を調べてみた。(本来は、逆なんだが。笑)

元々、ジャンク品なので、3台全部が動くことなど期待はしていなかったのだが、意外に、素直に全部動いてしまった!
当初は、看視用としては、1台だけ可動機能で使ってみようかな?と思っていた。
ま、ものは験しで、3台同時に接続して働かせてみると、素直に全部並走することが分かった。

それなら、4台ではどうか?と、Qcam QVR-1を加えて試してみたら、上手く並列に走る!
どうやら、Logicool系のUSB/Webカメラなら、多数台接続しても(嫌がらずに?)並走するようだ。で、LogicoolC210、C270なども揃えた。
それらを混ぜて試してみたら、8台まで接続出来て、並走可能になってしまった♪

ただ、“映像(画素)サイズ(/圧縮タイプ/メディア・サブタイプ?)”は、落としに落としていて、8画面/窓では、160x120、あるいは176x144が下限のようだ。
これ以上のQVGA320x240など)に上げると、(「5m延長ケーブル」を介した)遠い場所のカメラ5台目以降のデータが読み出せなかったり、接続が出来なかったりする。
VGA640x480)では、4台が上限のようで、遠い場所のカメラだと(運/相性が良くないと?)2台が上限となる。


+++ RGB24/32? +++

さて...なぜ、Logicool製のカメラだと、8画面/窓が可能なのだろう?

あまり、的確な情報は得られていないのだが、今分かるのは、「AMCAP.exe」で調べると、どのカメラも「色空間/圧縮」が[RGB24]になっていることだ。(図27)
(これを手動で変えられるか?とやってみたが、どうも変わっている様子は無い)

唯一例外は、Microsoft製「LifeCam HD-3000」だが、奇妙なことにこれは[YUY2]なんだが、これでも問題無く、Logicool製カメラと並走している。
また、(30万画素辺りの)古いカメラで、[RGB24]のものの内幾つかは、上手く並走するようだ。(だが、どれも映像が汚いのが難点だ)

ところが、UCAM DLA200Hは、[YUY2]なのに、Logicool製カメラとの並走は出来ないし、これら同士やその他の組み合わせで、どう頑張っても、2台までしか映像が出ないのだ。
どうやら、[RGB24]は、(必要条件ではあっても、)十分条件ではないらしい。

それに、「自作プログラム」の方でQVGAVGAに設定したつもりでも、カメラ側の都合で、適当に/自動的(?)に、サイズを変えているのではないかと思える節があって、全カメラが(「プログラム」で)指定した通りの(同じ)サイズになっているかどうかは分からない。
(それは、「AMCAP」で、オプションの“Preview”をOFFにした状態で見ると、カメラ毎に違ったサイズで表示されるから)
まだまだ、不可解で、興味を惹かれることだらけ!(続く)

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其の八[2018年8月10日]

+++ 悩みの種・明るさ調整 +++

Logicool製のカメラ(C210、C270、Orbit/Sphere、Orbit/Spher AF)を同じUSB系に繋いでおくと、実験では8台まで並走(並列的な映像読出&表示の意味)出来た。
その台数は、(HUB/ハブを介しても、)「延長距離」を長くすればするほど減って来る。
最長部で、延長ケーブル約8m+カメラ・ケーブル約1.5mを介して、2系統で引き込んでいるが、これで6〜7台がギリギリで、系全体の調子が悪い時などでは、6台で我慢しなければならない時もある。
まぁ、今の処、6台あれば、周囲の看視には、十分間に合う。

カメラOrbit型の場合は、毎朝電源を入れると、必ずリセットされるので、その都度“視線方向決め”をしなければいけない。
それに、稀だが、先般の大風の時のように、頭だけが吹っ飛ばないか?といった心配もしなければいけない。(頭の方は未だ見付からない。苦笑 ・・・これは後日、家人が植え込みの中から見つけ出してくれた)
出来れば、固定化し易いC210C270クラスのカメラに置き換えたいのだが、それはそれで難点がある。

同じC210、C270を2台以上並べると、“専用メニュー”で制御・設定出来るのは、同種で一番最後に認識された1台のカメラだけ!...なのだ?(図28 「矢印部)
例えば、“先順位のカメラ”を設定するつもりで、値を弄くっても、それで変化しているのは、順位最後のカメラのみ。(図29<クリック>
それより前の他のカメラは、もうどうやっても設定出来ない。物理的に、同じ系から切り離さないと、(個別での)設定は出来ないってこと!
そんなカホナ!...でも、それが現実!...もしかしたら、それが多数台並走出来る理由/原因なのかも?

今は、USBケーブルを2系統で引き込んであるので、片側ずつ外しては設定しているが、それでも、1台ずつ計2台は放置状態。

どのカメラも、“明るさ”や“コントラスト”などは、一応“自動”になっているはずなんだが、“屋外の風景”って、結構厳しいし、その時々の見え方も、自分流の好みがあって都度調整をしたいから、“自動”任せは嫌。
異種カメラを選んで、Logicool製カメラと並走可能な組み合わせに出来ればいいのだが、そんなのに適したカメラがなかなか見付からず。探し捲くる日々だ。(続く)

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其の九[2018年8月12日]

+++ 動画用被写体のこと +++

「USBカメラ」で映像を映し始めてから、動く被写体が必要になった。
当初は、「時計」などで、お茶を濁していたのだが、カメラの台数が少しずつ増えて来ると、同じターゲットでは面白くない。
そこで、動く被写体といえば...「鉄道模型」と来たもんだ♪
これに「カメラ」を向けておけば、一応、動画にはなる!(図30)

これで、随分長く、「自作プログラム」の試験や改良を繰り返していた。
が、しかし、音がウルサイ!(動画31<クリック>
それに、時々電車が動かなくなったり、脱線したりすると、そちらの方に手を取られるのが煩わしい。

何か他にいい方法は無いものかと思案していた。


+++ ソーラーゆらゆら +++

偶々、百均店で見掛けた「ソーラーゆらゆら」が、もしかしたら使えるかもしれない?!と買って来た。
それでやってみたところ、「動画の被写体」としては大変具合がよろし!

でも、試験に使ったのが昼間だったから、良かったのだが、夜になって昼光が無くなると、途端に動きが鈍くなるか、動きを停めてしまった。(あれまぁ!)
蛍光灯を近付けると動き出すのもあるが、やはり、昼間ほど活発ではなく、従って、“映像”の方も“準動画”(殆ど“静止画”)になってしまう。
これでは、(まだ虫の多い)「自作プログラム」がフリーズ/暴走していても分からないではないか!?

もしかして“弱光対策”になるか?と、1台を犠牲にして「ソーラー・セル」を剥がし、他の1台に(並列や直列で)足してみたが、全然効き目無し!
セルの追加”は、弱光下では、何の足しにもならないってことを思い知らされた。
やはり、光を強くする以外に良策などは、無いらしい。
(余談だが、“原発”が稼動していて、電気が余る程有る時には、“太陽光発電”などの“お遊び”も出来るが、もし、原発停止などで電気が足りなくなると、途端に、“夜間の需要”などが賄えなくなるから、“太陽光発電”など無駄で、余計なものだ!って思い知ることになるのだが、それが解る人は少ない?皮肉)

昼間で明る過ぎる時は、一斉にカチコチ♪カチコチ♪と鳴って/啼いていて、五月蝿くてカナワン時もあるが、そんな時は“向き”を変えてやれば、程々の音(量)に落とせる?!(笑)
何はともあれ、今では「自作プログラム」の室内動画試験の被写体として、欠かせないものになっている。(続く)

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其の十[2018年8月14日]

+++ 広角化の効用 +++

元々、USBカメラの広角化は、カメラ台数の少なさを補うつもりでやっていたのだが、カメラ台数が増えた今でも、具合が良いので残したままにしている。(図34<クリック>
特に、広角235レンズ(図33)は、そのカバー範囲が結構広くて、宅配便の到着や、家の周りを歩く動物や人物なども、直ぐ分かるのがよろしい!
最近は減ったが、ガチャガチャ・ブンブンと大きな機械音が響くので、“騒々しいのは、何奴?”と見ると、通信線工事用の車(群)だったりして、このカメラ映像なら、窓を開けて覗かなくても外周の状況が分かるのが、いい!

その上、これに用いたカメラ(MicrosoftHD-3000(YUY2))が、幸いにして、LogicoolC210,C270,Orbit/Sphere(RGB24)などとも相性が良くて、“多数台並走”の障害になっていないことも、良さのひとつ。
(因みに、図33のカメラ「ElecomUCAM-DLA200H(YUY2)」は、“多数台並走”には不向き。ただし、もしかしたら、HD-3000の代わりとして、1台くらいは混在が可能かも
Microsoft製のカメラはこれだけしか無いので、確定は出来ないが、どうも、認識順序が、必ずUSBカメラ群の最前に来るようにしてあるのではないかと疑っている。
因みに、“映像画面/窓”の表示順序は、「プログラム」でどうにでも出来るとは思うが、今は、認識された順序のまま並べてある。


+++ 望遠化の効用 +++

何処の団地でも同じだろうが、朝夕の通勤通学の時間帯を除けば、外周りは閑散としていて、看視カメラ群は、殆ど“静止画状態”だ。
これじゃあ、「プログラム」が暴走/ダウンしていて、“画面が残っているだけの状態”でも分かりゃあしない! (以前の実験中には、頻繁にそんなことがあった)
それに、退屈だ!

出来れば、常に動きのある風景/画面が、1枚は欲しい!
それには、ターゲットとして遠くの道路がいいが、看るには“望遠”でないと難しい。
だが、USBカメラで“ズーム機能の付いたもの”は、有ってもとても高価で、“んなもん、こんな看視に使えるか!!”ってことで、スマホ用の望遠レンズを買って、色々試してみている

今は、C270に取り付けているが、問題は、前部が重過ぎること。(図35)
ちゃんと方向決めをして、(自力)固定したつもりでも、次第に首が垂れて来る。
前部にクッション材を噛まして支えているが、もっと簡便でしっかりした“支え”を考えたいものだ。
現在の処、(望み通り)車の走っている様子が見えるので、満足!しかし、手前の“通信線類/光ファイバー類”が邪魔!(図36<クリック>

こうやって組み上げてみて思ったのは、「看視システム」ってのは、狙っていることや地域や場所毎で、かなり違った機能や性能が必要になるだろうってこと。
糞害”などは、カメラ設置だけでも、(見上げる人は少ないが、気が付いている人は多そうで)かなり抑止力が働くような気がする。実害は、減ったのではないかと思う。
だから、特に、記録を残す必要も無いみたい。
他方、“コソ泥”とか“押し売り”などは、(それと分かれば、犯人逮捕用に?)リアル・タイムのクローズ・アップ写真が必要かも。
だが、現状では難しいから、やはり広角映像を見ながらの“人力対応”しかないかな?!此処は、それで行こう! (続く)

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其の十一[2018年8月16日]

+++ WinXPで +++

これまで、開発ツール(Visual C++ 2008、OpenCV2.0)の関係もあって、「自作プログラム」の作成は、ずっとWin7上でやって来た。
となると、その「プログラム」の実行・試験も、畢竟、Win7上に限られてしまう。
自分で使うだけだから、それでも問題無いだろうと、多寡を括っていた。

ところが、“画面の明るさ”も気になっているので、試しに、適当なノートPCと入れ替えてみようとして、気が付いた!
...あ、このマシンには、WinVistaが載っていたんだ!

一応、実行出来るようにしてはみたのだが、やはりWinVistaは、何にしても、とても遅〜い!
「自作プログラム」それ自体は、それ程遅くもないのだが、“ファイルの読み込み”など、実行前後の“モタツキ”が、半端ではない(のろいのだ)!
イライラ!イライラ!...もう、Vistaを使うのは止めた!

次に、WinXP搭載のマシン(VY12FHBW37 CPU:Pentium Mで、(「自作プログラム(UCam10.exe)」を)走らせてみた。
こちらの方は、シャキシャキ動く♪
映像読み出し・表示も問題ナシ!6画面/窓もちゃんと出て来る。(図37、図38<クリック>

ただ、こちらには一つ難点がある。
それは、古いカメラのドライバ(群)を自分で探して来ないといけないことだ。
Win7の時は、ドライバを自動的に更新してくれたから、待っていれば何とかなったが、WinXPではそうはいかない。
全部自分で用立てしなければ、カメラを働かせられないのだ。
幸い、Logicool製カメラのドライバは、自動的に当ててくれたが、その他のカメラは接続しても放ったらかし?!(オイオイ!)
これで、異種カメラの接続実験をするわけでもないから、ま、いいかっ!(続く)

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其の十二[2018年8月18日]

+++ 映像の解像度 +++

通常、USB/Webカメラ1台だけの場合、映像の解像度(精細度、「AMCAP」での出力サイズ)は、メニューの中から好きなのが選べた。
しかし、カメラを複数台にし、「映像画面/窓」を増して来ると、そうはいかない。
VGA(640x480)画面」を増やそうとしたら、もう“2画面”が限界だった!
3画面になると、3画面目の映像が読み出せなくなって、「自作プログラム」が迷走・暴走?!(...多寡が、VGA画面の3窓位でアウトか?!)
VGAがダメなら、QVGA(320x240)にしてみたらどうか?

だが、この辺りから、全然進まず。
カメラ(の機種)を替えたり、USB-HUBとの組み合わせを替えてみたりしたが、一進一退。

ある時、首振型を試すのが目的で、Logicool製のOrbit/Sphere AFを買ってみて、それで並走を試したら、見事に3台並走!・・・おおぉ、これは何だ?Logicool製か?!
で、勢いを得て、カメラをLogicool製に替えて、4台、5台と並走実験を試みた。
そうしたら、面白いように台数が増やせる♪(Logicool製だけでなく、他社製の「RGB24」タイプも、並走可能なようだ)

と同時に、カメラ台数/画面数を増やそうとすれば、解像度を下げないといけないことが分かって来たが、その下限はどうやら(どう、足掻いても?)、QQVGA(160x120)までらしい。(図39、図40<クリック>
それだと、8画面/窓まで、映像が表示出来る!
...でも、1スクリーンに8画面構成の表示だと、縦長になり過ぎて、かなり見苦しい。ま、6画面辺りがいい処だろうな。
それに、出来るだけ綺麗な映像にしたいので、解像度をもう少し上げられないかと、逆の試みも試行中。176x144なども試してみる。

QQVGA映像”を詳細に見ていると、カメラによって、映像は比較的鮮明なのに、わざと解像度を落とす為か?ジャギーが目立つものと、ジャギーも無く全体的にフワッとしてピントが甘いものと、その中間的なものとに分けられることに気付く。
“甘ピント風”のものでも、実は、解像度を上げると鮮明になるので、必ずしもピントが甘いわけでもなさそうだ。
これは、カメラ内蔵の処理回路の“処理速度・能力”に拠るのではないか?

そうなると、「RGB24」タイプの古いカメラだけを追い掛けるよりも、「YUY2」タイプなどの新しいカメラの中にも、もしかしたら“多数台並走可能なもの”があるやもしれぬ。
これが小説なら、やがて“多数台並走可能な高性能カメラ、現る!”とか何とかなる処だが...そうは行かんだろうな。(続く)

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其の十三[2018年8月20日]

+++ 看視系の系統図 +++

通常の“技術”では、「系統図」は、最初に性能を満たすように設計しておいて、その通りに設置して、試験して、規定の特性や性能が得られれば、ハイOK!なのだが、当苑の“実験・研究”では、最初の設計図とは似て非なるものになって行く。

今の段階での系統図は、斯くの如く。(図41)
2系統の延長ケーブルを1台の主PCで受けて、6台のカメラ映像/動画を映し出している。
もう1系統は、副PCで受けて、主に「空」や「旅客機」などを眺める為に、準備中だ。

それらの「USB延長ケーブル」は、最大5m3m+カメラ自体のケーブル長(約1.5m〜2.5m)で、PCからカメラ本体(/カメラからPC本体)までは、およそ10mほど。
カメラ(とHUB?)を選べば、最長でおよそ12m〜15m位は可能ではないかと思うが、一回実験的にやっただけなので、確かではない。

現在の「HUB群」は、今は各社製各様のテンデンバラバラ状態なのだが、今の処、それ程シビアな要素にはなっていない。(と思う)その内、同じものですっきりと統一してみたい。

カメラ群」は、同種のものは、極力、別の「HUB+延長コード」に振り分けて接続しようと思っている。
Logicool製のカメラC210C270は、2台以上同時に使うことは、配慮していないようなので、個別に“カメラの諸条件”を設定する場合、他の同種カメラが干渉・邪魔するので、それを避けるのに、他方の群は、PCのUSBプラグ部の所で抜いてしまえば手っ取り早いはず...と、今「系統図」を見直してみたら、何と!2台のC210C270それぞれを、未だ分離していないではないか!なんちゅうこんだ!(なんてぇこったい!)

慌てて、現物の映像を見ると...ん?まぁ、急いで再調整する必要も無さそうだな!
これなら、ゆるゆると入れ替えて行っても構わんだろう。(続く)

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其の十四[2018年8月22日]

+++ Logicool製カメラの入替 +++

LogicoolC210C270は、同じ系に2台以上のカメラを接続すると、“明るさ”や“コントラスト”などを調整・制御出来るのは、順列最後のカメラ1台だけ!
...なんてことは、以前は考えてもみなかったが、メーカーの方でも後で気が付いたと見えて、新しい機種やドライバには対策がなされているようだ。だから、Orbit/Shpere AFなどは、“複数台並走”でも、カメラ個別に制御が出来る。

だが今は、それらの混在状態なので、1機種1台だけという“制約”を凌ぐ便法として、1本の「USB延長ケーブル」には同種のカメラは1台だけとし、室内で片側の「USBプラグ」を抜いて、他方のカメラの設定変更が出来るように、カメラ(群)の組み替えをした。(図42の矢印は、改善・変更したカメラ)

Logicool製のOrbit/Shpere AF用の新しいソフトLWS251.exeは、どうもC210C270などの面倒までは見ないらしい。
なので、一旦(標準的な)AMCAP.exeを呼び出して、それの“制御・設定メニュー”を介して、C210C270の制御・設定を行うのが良いみたい。(図43<プッシュ>、図44<クリック>
Logcool製にAMCAP援用なんて、車のハイブリッド方式みたいだが、兎に角、走れば良いので、使える手段は何でも使おう!笑)(続く)

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其の十五[2018年8月24日]

+++ カメラ群の接続状態の確認 +++

(看視)系が安定してしまえば、(接続状態を)見ることは、あまり無いのだが、実験中は、カメラ群の“接続状態の確認”が重要な作業のひとつ。
実際、OSやAMCAP.exeでは認識されていても、「自作プログラム(UCam10.exe)」の方では、オープン出来なかったり、映像が取り出せなかったりもするもんなぁ。

OSで認識されるデバイス(群)は、「Win7」では「デバイスとプリンター」で、直ぐに分かる。オマケに絵入りだ!(図45)
ただ、この“並び”は、“認識された順序”ではないらしいので、それを知りたい時には、別途、AMCAP.exeなどを起動して調べる。(自作のものは、未だ無い)

WinXp」では、「エクスプローラ」上の「コントロールパネル」内に、ズラズラーっと並んでいるのが見える。(図46<クリック>
(デバイス群に振られている番号の使い道は?...今まで利用したことはないが)
ただし、マイナーなカメラの場合、ドライバが見付からないことが多く、直ぐに此処に並ぶことは少ないようだ。

Win10」では、(OS設計者達が)何をどう考えたのかは知らないが、幾度もクリックして探さねばならないほど奥の方にあって、毎回“面倒さ”を託(かこ)つ。それに嫌気が差して、今まで残してあったサブ機のWin10を、遂に、Win7に替えてしまった。
Win10って、“気を利かせたつもりで、間が抜けているOSだ”と思ふ。

手探りの実験・試験中には、こんな情報でも、(必須ではないが、)結構役に立つのだ!(続く)

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其の十六[2018年8月26日]

+++ ペイント・リムーバ +++

USB/Webカメラ群で構成した看視系ともなると、陽の光や雨風に曝されるのは、何もカメラだけではなく、(“長尺ケーブルの信号劣化”を)補うための「USB-HUB」もその例外ではない。

ところが、「USB2.0−HUB」といえば、430Mbpsという超高速のデジタル信号を伝送しなければならないから、本来なら“高度技術機器”のはずなんだが、今では数百円で手に入るプラスチック箱然とした“お手軽汎用品”に成り下がっている。
従って、その“扱い”もまた、雑になってしまうのは致し方ない。
雨風避けの保護には、幅広「ビニール・テープ」で包むだけの扱いとなる。

しかし、実は、この「ビニール・テープ」が曲者で、夏場などで、その接着材が融けてベタベタになってしまうことは、周知の事実。
テープを剥がした後も、こびり付いたベタベタ/ネチャネチャは、簡単には取れない。
選手交代などでベンチ入りした「USB-HUB」などは、ネチャネチャで、始末に困るのが常だ。

だが、その鬱陶しい問題を解決する“便利グッズ”がある。
それは、TAMIYA製「ペイント・リムーバ」だ。(図47は、特価¥10税込みで買ったもの。通常はもっと高値?)
これで拭うと、意外に、良い結果が得られる。(ABS樹脂には使うな!との警告有り)
この液を付けた布で拭った直後は、まだベタベタが残るのだが、暫く乾かすと、意外や意外!ベタベタ/ネチャネチャが無くなっていて、ツルツルになっている♪
ただ、いい加減にやると、拭い切れていなかったゴミやテープ跡は残ってしまい、見栄えはちょと悪くなるが。
それでも、ネチャつきの煩わしさから、綺麗さっぱり開放されること請け合いだ。(続く)

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其の十七[2018年8月28日]

+++ 到着品の女性名 +++

ヤフオク!で、「USB/Webカメラ」のジャン品を漁っていると、結構“拾い物”や“良い取引”も見付かる。
その大半が、到着してから気付くのだが、出品者が女性であったりする。(図48)
その結果、家人から「また!来たわよ!」と皮肉交じりに、到着品を渡されることになる。
まぁ、その頻度が多くても、差出地が、日本全国バラバラだから、言い訳(?)はし易い。
(何?全国を股に掛けて?...いや、それはない!)

今は、まだ、送料に関しては「郵便関連」が一番手軽で、安い。
ただ、嵩張る「定形外」はポストに直入らず、郵便配達員泣かせではないかと。
それの配達頻度が多いと、文句・不満の一つも言いたくなるだろうな。(いやまだ、聞かないが...)

不満といえば、「ヤマト運輸」へ。
“仕事”をあれもこれもと、ダボはぜみたいに、取り込み過ぎてやしないか?
挙句に、配達員に過剰労働をさせる結果になり、人手不足を理由に“送料値上げ”だと?!
“仕事”を独り占めせずに、(安い送料でもやって行ける)弱小運送会社にも“仕事”をさせて、「送料」を下げよ!(...やだね!か?)

出品者(の一部)についても不満がある。
売り方や送り方も雑で、“全国統一送料”なとというふざけた出品者も居れば、多めに取った送料のマイナス誤差は、自分の方に取り込むというずぼら出品者も。...昔は/今も、“余り”を“釣銭”として同梱していた人も居たが。
(ちゃんと説明に書いてあるからいいだろう!イヤなら入札するな!って?...)
評価欄に、“送料”に関する苦情が多いのも当然だ。

USB/Webカメラ」などのジャンク品は、箱など要らないから、“出来るだけコンパクトに!”を希望しても、カメラ+足自体がヘンに嵩張るので、薄くするのも限界があるようだ。
“機能”に“形”を付けて売るのだから、止むを得ないのかも。(続く)

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其の十八[2018年8月30日]

+++ 役目を終えたQCam Orbit /AF達 +++

複数台USBカメラ並走”の可能性を示し、「看視系」の構築を牽引したのは、Logicool製の「QCam Orbit AF」達だった。
これらがあってこそ、複数台のカメラ群の並走=同時動画表示が出来ることが証されたわけなんだが、如何せん、構造的に、屋外用には向いていない。
雨水が吹き込むと、miniUSBコネクタの接続部を侵し、動作不良を引き起こす。
自身だけでなく、同じHUBに繋がるカメラ群の調子を狂わせることになる。

これなどは、「百均金魚鉢」などで丁寧に保護しておけば、防げた事故なのだが、それとても、暴風の時は風圧で、「金魚鉢」のみならず、カメラの首まで吹っ飛んでしまったから、生半可な防護策では足りない。

自由に首振りが出来る利点は、看視カメラの場合、不便なこともある。
電源を入れ直す度にリセットされて、ある固定した視点に向いてしまう。
リセット直後に“看視したい視点”に設定しておくには、胴体・筐体を、変な角度の傾けておかねばならないこともあるが、“胴体の不安定さ”や“首振り”には好ましくないことだ。

そうした問題ゆえに、より小型で固定がし易いカメラ群(例えば、Webcam C210C270600など)に置き換えて来た。
結果、これらの先発群は、今では、予備役に編入されてしまったわけだ。
今後は、突発的に、使役に駆り出されるかもしれないが、新しいテーマに加えない限り、出る幕は無かろうな。勿体無いが...(続く)

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其の十九[2018年9月3日]

+++ 看視用には「LEDバックライト」機だ! +++

「USBカメラ群看視系」を動かし始めてから、殆ど一日中、PCは働かせっ放し、画面は最大輝度で表示させっ放しの状態で、別の作業に夢中になっていたり、ボケッ〜と画面を眺めていたりしていると、何だか“液晶画面の衰え”が気になって来る。

それで、席を外したり外出する時は、表示部を倒して消してしまうのだが、PC本体は既に中古品だから、「冷陰極管バックライト」の劣化は否めないし、それも更に進むだろうという意識は、拭えない。
“暗くなれば、ハイそれまでよ!”と割り切れば、それで済む話なのだが、実は、事態改善の方法があった!

家庭用家具仕様(?)で、(表面反射が多くて毛嫌いしていた、)高輝度表示タイプのマシンを使うことだ。
これらの多くは、「LEDバックライト」を使っているようで、画面の見栄えも、大変いい!
背景の映り込みは我慢するとして、映像の“コントラスト”や“彩度”をやや深くすると、普段見慣れているはずの景色が、ちょっとだけ素敵に見える。(これは気に入った!)
看視映像」といっても、殆ど「静止画」に近いから、むしろ“額入りの絵画”の気分で見れば、もうこれはインテリア

そうなると、マシンには、(キーボード無しの)タブレットなどが、いいかもしれない!?ただし、「LEDバックライト」は必須。
“リモート接続”で別の場所で表示させることも出来るから、工夫次第か。
いずれにしても、「LEDバックライト」は、中古の「冷陰極管バックライト」よりも、“劣化度合いも少ない”し、結構“明るい”から、こうした使い方(看視用など)に向いている。(続く)

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其の二十[2018年9月9日]

+++ UCam10.exeの紹介 +++

「自作プログラム(UCam10.exe)」は、単独では動かない。
OpenCV」のライブラリ群を、一緒に同じディレクトリに(あるいは、「System32」内に)置いておかないといけない。(図51)
でないと、“あれが無い!これが無い!”って、(プログラムやライブラリ側から)文句を云われる。(苦笑)

それらを一緒に組み込んで、一つのプログラムにしたかったのだが、“素人の悲しさ”で、上手く纏められないままで来てしまった。
このままでも動かせるので、恐らく、ずっとこのままだろう/に違いない。(笑)

試しに働かせてみることが出来るように、これらのzipファイルをアップしておく。
ただし、技術的な内容の紹介が主旨なので、試用に伴う不具合や事故等の責任は一切負わない。

尚、最下行の「vcredist_x86.exe」は、MS社から配布されている「Visual C++ 再頒布可能パッケージ」で、正規にはMS社からダウンロードするとよい。[Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
更に、マシンには、(嫌でも)MS社の「Microsoft .NET Framework 3.5以降」を組み込んでおく必要がある。
また、最上行のアイコン「app.ico」は、自作したものだが、これも上手く組み込めなかったので、「ショートカット」の「プロパティ」から付け足せるようにした。

複数台のUSB/Webカメラを扱うこの種の「プログラム」が内包する“大きな問題”は、カメラから映像信号を取り出すまでに、かなり長い待機時間を要する場合があることだ。...それで、プログラムが暫く沈黙してしまうことがあり、つい焦ってしまう。
その場合、メッセージを返して来るまでに、焦って別の操作をすると、プログラムが暴走してしまうので、操作はせずにじっと待たねばならない。
暴走してしまうと、ソフト的な手段では、回復する方法が無く、「電源ボタン」を押し続けて、“シャットダウン”する以外に手は無い。

各カメラの有効/無効指定は、上段の数字列(1〜10)をクリック。「茶色」が有効状態。
これらの設定内容は、ファイル「UCam10.ini」に記録し、それを読み出して充当している。(Textファイルなので、編集は可能。詳細は省略)

多数台カメラの動作に関しては、切替秒が「0」の場合と、「3以上」の場合とでは異なり、「0」は“同時並走方式”、「3以上」は“順次切替方式”で、切替100回目で自滅&復活させるために、(密かに!?)「UCamM.exe」を使っている。

映像の精細度設定では、[]=(160x120)、[]=(176x144)、[]=(320x240)、[]=(640x480)にしてある。
カメラ台数が多いほど、精細度を下げないと、映像信号を読み出し難くなり、時間待ちが長くなり、やがては“読み出せない!”という“メッセージ”が出るようになる。(目安は、屋外設置カメラ6台、延長ケーブル2組・各5〜8m+αで[粗]または[中])

各カメラの個別の機能・特性の設定は、この「UCam10.exe」では出来ない。
AMCAP.exe」など、その機能を持ったプログラムを(“preview”を停止した状態で)援用して、変更・修正することは可能。


+++ 結び +++

...(溢れんばかりの文才ゆえに?)乱れに乱れて、“物語”風にならなかった。
...(自分では、存分に愉しんだが、)纏めるテーマも尽きたので、これにて終了!
(完)


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