[気まぐれ観察帖] 鉢植え−第5節
惜別 [080824]
そろそろ秋の気配が感じられるようになったが、棚に飾ってあった鉢植え達も、もうどれも傷みが激しくて、眼を愉しませてくれるものでは無くなって来た。
残念だが、サボテン系の「チクリン」ひとつを残して、後は全部庭の片隅に移すことにした。
それで、生き延びてくれればそれでよし。また、枯れてしまうのなら、それも仕方の無い事だ。
しかし、活花のように、“見るのは一時期だけ”と割り切ってしまえればよいのだが、鉢植えはそうもいかず、枯れさせてしまうと何か負い目を感じてしまう。
もう、面白そうだからと軽薄に、鉢植えに手を出すのは止めるか、あるいは、慎重にしようと思う。
半完死 [080818]
「マングローブ」の小さい枝/茎の方が、完全に死んでしまったようだ。
始めは、先の葉が枯れただけのようだったのが、今では枝/茎まで赤茶けて萎びている。
これは多分、葉が開いていないと、枝/茎だけでは生きられないのだろうと思う。
丁度一月前には、小さい枝/茎の方も元気よく葉を広げ掛けていたのに、哀れ!こんなになってしまうとは、何がいけなかったんだろう?
(水だけやっていれば済むと思っていたが、あるいは栄養が足りなかったのかな?ひょっとして、聖書にある“人はパンのみにて生くる与わず”とかを真似たんじゃないだろうな?)
枯れた! [080808]
ふと気が付いたら「マングローブ」の小さい枝/茎の葉が枯れてしまっていた。毎朝、水遣りは欠かさないようにしているのに...
原因はよく分からない。まさか、暑気当たりでもあるまいから、ひょっとしたら半毒性ガスにでも殺られたかな?(時々、外気も妙に咳き込まされる事があるし、また室内に「ファブリーズ」などを噴霧する事もあるからなぁ)
枯れたのはこれだけではなくて、「水蓮木」も、見る影も無い哀れな姿。(左写真<クリック>で)
しかし、面白いのは、この丸く縮んだ葉々が(意外に)枝にしっかりしがみついている事。枯葉なのに、ちょっと触ったくらいでは、落ちて来ない。毟り取るようにしないと取れないので、ま、当分は、このままにしておこうと思う。
尚、一時は葉がよれよれに萎れていた「玉牡丹」だが、今はかなり回復。所々黄色い斑点が見られるものの、葉々を一杯に広げているので、まだ元気はあると見た。
萎えた? [080729]
一昨日まで、(少ないながらも)元気一杯に葉を広げていた「玉牡丹」が、今朝は“見るも哀れな姿”になってしまっている。(左写真)
何故?...ひょっとしたら、あれかな?
実は、“乾いたら、水遣りはたっぷりと!”というのが頭にあったので、先日試しに、葉や幹、根周り全体に水を掛けてやったのだが、それがよくなかったのだろうか。
ふーむ、同じ様に「水蓮木」も、元気が無くなっている(左写真<クリック>)が、
他方、「楓/紅葉」などは平然としているから、この方法は、鉢植え毎に変えないといけないのだろうな。
(でも、その内忘れてしまって、また同じ事をやりそうな予感がするが、今は“何とか元気を取り戻してくれ!”って処)
マングローブ [080719]
「マングローブ」は、このゆっくりした成長振りを見ていると、やはり熱帯の植物なんだなと思う。
恐らく、熱帯ではもっと勢いよく成長するのではないだろうか。
しかし、ここは温帯(いや、ここ数日は熱帯?!)だし、日当たりもそれ程良くないから、成長の度合いが落ちても止むを得ないが。
左写真は、小さい方の葉で、5月頃の状態と比べると、随分拡がって来ているが、それでも他のせわし気な草木より、ずっとゆっくりで、泰然自若と云った風情があってよろし!
ところで、「楓/紅葉」の方は、先日紅い葉が枯れ落ちてしまったが、また紅い葉が増えて来た。(左写真<クリック>で)
これらも、何れは枯れ落ちるんだろうな。なら、汚い葉は早目に取り除いておこう。
水蓮木 [080716]
この処、「水蓮木」の様子がおかしい。どんどん葉が枯れ落ちて来ているのだ。
今まで緑だった葉が、(突然、黄斑の後)全体が黄色くなってハラリと落ちてしまう。
もう、この樹も駄目かな?と水遣りを控え掛けたが、よく見ると、何やら新たに出て来ている芽もあるのに気が付いた。(左写真<クリック>で、新芽らしきもの)
と云う事は、“世代or選手交代”なんだろうか?(へぇ、こんな時期に、そんな事もあるんだ!)
控え掛けた水遣りは、元通り、欠かさずやる事にしよう!
ところで、先日枯葉を出した「楓/紅葉」は、その後、色の悪い葉は増やしたが枯葉にはせず、小康状態?のまま。(うーん、どうせ散らすなら、紅葉にして散らして欲しいものだが)
葉が枯れた?! [080707]
昨日の今日なのに、紅かった葉がいきなり枯れて縮んでしまった。
そうは見えなかったのに、あの色付きは枯れる前兆だったらしい。
やれやれ、何が良くなかったのだろう?この暑さのせいでもないと思うが、水遣りは欠かしていないし、心当たりが無い。
もしかして、この辺りは葉が密集しているから、全体のために邪魔にならないよう、この葉自らが死滅(アポトーシス?)したのかな?(ま、そんなタイプでもなさそうだけど)
全体が紅くなるかと期待していたのだが、どうやら違ったらしい。残念!
紅い葉と枝 [080706]
ふと気が付いたら、「楓/紅葉」の葉が一枚、色変わりしている。
“枯れたのか?取らないといけないなぁ...”と、よく見たら、何と!紅くなっているだけで、葉はしっかりしていて、枯れてなんかいなかった。
しかし、紅いのはこれ一枚だけ。他の葉々は緑のままだ...でも、小枝の方は、殆どが紅くなっているようだ。
元々、この木は紅かったのだが、一度葉が全部落ちてからは緑葉しか出なくなった。
出来れば、秋を待たずに、全体が紅くなってくれると、華やかになって嬉しいのだが。(無理か?)
何かの要素/切っ掛けで、紅葉や緑葉になるんだろうが、何がトリガになるのかな?
弄って見たい気もするが...いや、やはりそのままで、自然に変って行くのを眺めていよう!
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