[2017年9月8日]
8字ループ線路を、試してみた
急に思い立って、(USBカメラの映像用としても使っている)模型電車用の線路をもう少し複雑に出来ないか?と、あれこれ考えたり、試してみたりした。
平面8文字ループだと、高価な「X型交差線路」などが必要になり、手持ちは無いから新たに買い足さねばならない。...が、そうするほどの魅力は無い。
また、あまり“広い場所”を取るのも困るが、曲率が大き過ぎる(曲率半径が小さい)と、高速では電車が脱線し易くなるから、程々のカーブにしておきたい。
まぁ、市販の「カーブ線路」は、無理な曲率にはしていないようだから、それらの組み合わせだと、手持ちのショーティ/短躯電車なら、低速では問題は無かろうと思うが。
立体8字ループが可能かどうか、試してみた。(図1、動画1<クリック>)
“坂路”の傾斜は、特に問題は無さそうだ。
しかし、線との組み合わせが良くないのか、“線路の繋ぎ目”にやや無理が生じる箇所がある。
全体的には、このレイアウトで良さそうな感触があるが、まだ面積的に広過ぎるので、まだ手直しする必要がある。
後々の課題は、これを上手く借景用の網台(百均グッズ:ワイヤーラティス)の上に乗せられるかどうかだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
現用ループ
今回、線路の“レイアウト変更”を思い立ったのには、幾つかの理由がある。
まず、電車を走らせずに、線路を長期間放置しておくと、線路上の塵?あるいは線路の表面酸化?などの障害が生じて、電車が走らなくなることだ。
それを避ける為に、走行前に線路全域を、綿棒などで拭わないといけない。
便法として、電車を毎日1回でも走らせれば、その(清掃の)手間が省けそうだ。
ところが、“端切れ”の「退避線路」の方は、面倒なので、時々手抜きをして清掃をせず、電車も走らせないことが多い。その結果は、言わずもがな。(図2)
今は棚に押し込んであるので、奥の方の清掃も、難しく厄介なのだ。(図3<クリック>)
しないで置くと、やはり、そのしっぺ返し(電車が走らない)があるわけだ。(苦笑)
それに、現状の“平面レイアウト”も、物足りない思いがしているので、そろそろ改善したいが、その為に余分な費用や空間は、あまり費やしたくない。
・・・ということで、手持ちの部材だけで組める“立体8字ループ案”に辿り着いたわけ。
これだと、1日1回、手間要らずで走らすことが出来る。
面積の縮小化
ラフに組んでみると、面積的に大き過ぎて望ましくないので、更に狭まるように組み直してみた。
それで、走らせて、様子・状態を見た。(図4)
電車2両連結でも、“坂路の昇降”や“カーブ走行”は、特に問題は無さそうだ。(動画2<クリック>)
直線線路や曲線線路、長いの短いのを組み合わせてみるのだが、手持ちの材料だけでは、綺麗な対称形には出来ないし、何となく“繋ぎ目”に無理をさせている感じだ。
これは、時間をおくと、次第に“接続不良”や“線路間隔狭窄化”などの悪影響が出て来る可能性があると思う。
...まだ、もう少し、レイアウトを工夫してみたい。