[130720]
RCヘリの尾部軽量化を、試しました
風に負けて前進出来ないRC(ラジコン)ヘリ[H2051]の尾部を軽くして、多少でも「強い前進効果」が出るかどうか、実験してみました。(左写真)
基本的には、飛び出す際に前につんのめるほど「前進効果」は出ましたが、軽くすると変な振動が出る副作用もあります。
“風の強さ”に応じて流される度合いは変わりますが、風が弱くなれば、何とか押し戻せるようです。(左写真<クリック>で動画再生, YouTube動画(7))
動画では、風に横っ腹を曝すと流されるが、風側に頭を向ければその方向に進む様子が分かります。
でも、「バッテリ」がへばって来ると余計に、(軽くなって“慣性”が減った副作用でしょう)“機体の胴震い”が激しくなり、安定して飛ばなくなります。
また、尾部を元に戻して、前に重りをつける方法もやってみました。
やや前進効果はあるような感じですが、機体が重くなるせいで、あまり具合良く飛びませんでした。
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尾部の軽量化は?
この機体[H2051]の尾部からどれだけのパーツを外せるか調べてみました。(左写真)
これ以外に、2本の細いパイプもありますが、写真では省略。
実際に、外したのは、モータやLED、取り付け具から垂直テール・フィンまでにしました。
あまり、減らすと何が起こるか分からなかったので、程ほどで留めたのですが、ブームの中に入っていた重り5個を出してしまったのは、ちとやり過ぎだったかな?(振動の抑制役か?)
(それらで、約15g〜18gほどで、全体の重量約230gの8%程度で、消費税より少し多い!左写真<クリック>)
此処までやると、機体全体は、かなり不恰好になりますね。...いや、単に見慣れないから?だけかもしれないが。
それで、実際に飛ばしてみた結果は、上記の動画の通りで、「前進効果」はありましたが、飛行のコントロールがやや難しくなる感じです。
でも、“常に、頭を向けた方向に進む”から、慣れれば楽かもしれません。
全体的に考えて、この方法がベストだとは言い難いので、最後は元通りに組み戻しました。
前部の重量化は?
後で、もう一つの試み ・・・ 前部に錘(おもり)を付けて、前進力は得られないか?をやってみました。(左写真)
実験の前に、尾部は元通りに組み直しておきました。(左写真<クリック>)
重りを付加する方法は、やや「上昇力」が落ちるのか、上手く飛ばなくなります。(ヨタヨタ...ボテン!)
で、この案は早々に諦めました。
こうした実験も面白いのですが、やる度に「バッテリ」が段々衰弱化して来て、強引に舞い上がる力が弱くなって、期待したようには飛ばなくなって来ます。
こうした動力(モータ)の方は物凄く低インピーダンスだから、大電流が流れ易いし、ちょっと油断すると「バッテリ」に無理をさせ過ぎになるようです。
「過放電」になり易いので、動かなくなるまで「バッテリ電力」を使い切らない方が良いらしい。(注意しなくっちゃ!)
つまり、充電は“腹拾分目!(4.2V/セルまで)”、放電は“お腹が空いたら、直ぐ食事!(3.3V/セル以下はダメ)”が良さそう。
(...“高能力バッテリ”は扱いが面倒だ!やはり、“長持ちメカ型”のエンジン機などの方がいいかなぁ...と遠い目...笑)
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