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[150828]
ZJゲージ電車(2種)を、買った
東京マルイ製ProZ(中古品)の発注をした時、偶々ZJゲージ電車(JR485系 8両編成)を見付け、(初心者ゆえ、安いのか高いのかも良く分からず、)取り敢えず、「標準色」(\1,280)のと、「ひたち色」(\980)のを同梱(\600)して貰うことで入手した。(図2<クリック> ...後で、調べたら、もっと安値のものもあった。残念!)
(動力車が無ければ目も当てられないところだが、)幸いこれには「動力車1台」が明記されていたので、飛び付いて買った。
届いた物の資料を見て知ったのだが、これらは「アキア製」で、どうやら倒産処分品ということらしい。
走らせて見たら、ほぼ問題無く走る。(図1)
ただ、客車の方は軽過ぎるためか、クロス点で頻繁に脱線するのが難だ。
だから、このジオラマでは、動力車1台だけの走行で我慢しなければいけないらしい。
しかも、前後が「運転台」ではないので、走行車体の体裁は良くないが...(苦笑)
今回は、同じ路線を、動力車だけ2台同時走行させてみた。
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速度変更のテスト
このTOMIX製5001PowerUnitは、車両に適合した標準コントローラではなく、出力電圧が高過ぎて低速運転が出来なかったので、低抵抗(20Ω)を入れて電圧を落としている。
だが、2台同時走行では20Ω負荷が、重過ぎないかが気になった。
(もし、疑似負荷が重過ぎるようなら、負荷を軽くするため、抵抗を30〜50Ωに換えねばならないが)
そこで、試してみたら、速度調整の範囲は、まったく問題が無かった。(動画1<クリック>)
ノロノロの極低速も、線路から飛び出すほどの超高速(笑)も可能だった。
この分なら、8両連結状態でも牽引走行は可能だろうと思う。
(やってはいないが、このレイアウトでは、狭過ぎてヤル気も起きない。苦笑)
大事故発生!?
同じ路線を制御せずに走らせていると、2車両の速度の違いもあってクロス点で、ガッチャンコ!(図5)
そりゃまぁ、起きるべくして起きた事故なのだが、ホントにそうなのか?
アイス・スケートでのコース入れ替わりと同じ話だが、もし、これが自動的に制御出来れば、こんな事故は防げるのかな?
また、前車が遅れると、追突事故も発生する。(図6<クリック>)
まぁ、「ひたち色」の動力車は、「標準色」それに比べやや走り方が鈍いから、こうなるのかな?と思っていた。
暫くは、あまり気にせずに、もっぱら「標準色」の動力車だけで走行試験をしていたのだが...
線路の不具合?!
実は、この「ひたち色」は、頻繁に、この踏み切り付近で停留することに気が付いた。(図8<クリック>)
車両を、後ろからちょいと押してやると、また走り出すので、線路の汚れの問題だろうと、何度もクリーナー(布)で擦っていたのだが、状況はあまり改善されず。
線路の継ぎ目前後をルーペで眺めたり、指で撫でてみたりしていたのだが、それ程の問題が有りそうには感じられなかった。
そこで、少し乱暴かな?と思ったが、(確か1000番前後?の)サンドペーパで、線路の継ぎ目前後を数度軽く擦ってみた。(図7)
これで一時的に良くなったように見えたが、車両の停留という現象は、“レールの段差での単純な脱線”以外にも、“レール傾斜による動力輪の空回り”や“短レール接続による電源切れ”など、色々な原因がありそうなので、油断は出来ない。
アキア製ZJゲージ電車
これは、後で、ネットで調べて分かったことだが、このZJ系電車には、色々興味深い話がある|あったようだ。
この電車は、日本では(線路付きで)食品玩具として発売されたらしい。
(ただ、動力車の方は重いから“線路無し”だったとか、食品の方を纏め買いしたけど、中に動力車が入っていなかったとかの話も。笑)
その製造者「アキア」は、既に倒産しているそうな。
だから、このZJ電車も希少価値が出て、その内高値が付くかも?(笑)...いやいや!逆に人気が無くて、ゴミ同然になってしまうかもな。(図9)
ということは、ZゲージのジオラマProZなどは、日本の鉄道模型ではマイナーな存在だということかな?
コンパクトで良いかと思ったが、部品の補充や電車の入手なども、難しそうだなぁ。orz
それに、オマケの線路の方は、レール単独で動いてズレてしまうので、“差込接続”が結構難しいし、ひ弱なので“大きな閉ループ”を組むのはかなり面倒そうだ。(図10<クリック>)
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