[130602]
玩具ヘリコプタを、壊しました
試験飛行をした後、数日棚の上に放っておいてから、また充電して飛ばそうとしたら、全然プロペラが廻らなくなりました。(あれまぁ!?)
スイッチを入れると、前照灯LEDは煌々と点くのですが、操縦側(送信機側)の操作で、一瞬ペラがピクリとするだけで、一向に廻ろうとしません。
当初、機体搭載のLiポリマ・バッテリの寿命を疑ったのですが、どうもそうでもないらしい。
送信機側の発光も確かめたけど、それでもないようだし、原因追求や修理は諦めて、機体はこのまま「飾り」にしましょう。
考えてみると、このタイプは、Liバッテリを交換しない場合だと、全体の寿命がそれで決まってしまうから、甚だ不経済!刹那主義的作品で、何だか品物自体が哀れだし、勿体無いですねぇ。(苦笑)
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バッテリのチェック
棚から降ろして来て、飛ばしてみようとしたら全然動かないので、改めて、約30分間充電をして、いざ!と力んだけど、プロペラが回転しようとしませぬ。ぬぬぬ?
機体の前照灯LEDは、明々と点灯するけど、これは(経験では)当てにならない。
(負荷が重くなると途端に暗くなるから、バッテリ電荷が十分にあるという証拠にはし難い)
そこで、機体を分解して、バッテリだけを取り出してみたら、状態が良くないですね。壊れかけの箇所が見えます。(左写真)
そろそろバッテリの寿命が尽きることも考えられるので、それを外して、外部電源(3.7V,max4A)でやってみました。でも、動作しませんねぇ...(左上写真<クリック>)
受信部と基板・部品
機体の受信側基板を、取り出して眺めて見ました。(左写真)
何処も、線が切れたりしている箇所は無さそう。
次に、裏面−部品搭載面を見ると、2個のICが乗っていて、[9926A]の方は、モータを駆動するためのパワーMOS-FETで、さほど特殊なICではない。
しかし、もう一方のICは、品番が分かりません。(わざと消してあるのか、元々入れないで納入されたのかも不明)
これでは、調べようがないですね。でも、このICが“壊れた”とも考え難いけどなぁ。
(・・・ この辺りから、Liポリマ・バッテリの価格と飛行時間のコストパフォーマンスを考え始めました。どうも、不経済過ぎるような気がし始めたわけ)
赤外送信機の発光チェック
次に、操縦側(赤外送信機側)の赤外出力の方を確かめてみました。(左写真)
デジカメを通せば、赤外光を観察出来るし、撮影も出来るので、それで送信側の赤外出力の様子を動画にしてみました。(左写真<クリック>)
信号は、多分、パルス光の「幅変調」か何かでしょう、(高速)受光器+オッシロスコープで見れば分かるはずですが、今回は萎えていますので、そこまでやらず。
単に、赤外光が出ている事だけを確認して終わりました。
考えてみると、こうした玩具は、元々使い捨てタイプとして作られているらしく、バッテリ交換もかなり面倒です。
そのバッテリも、通販で買うと総費用が七百円から千円近くもするのに、それでいて何度も練習飛行などをしていると、直ぐ使い切ってしまうでしょう。
そんなのだけで消耗するのなら、むしろ、何度も使えるラジコン+撮影機能付きなどの方が、面白いかな?と思ったり。 ・・・ うーん、コストパフォーマンス的にはどうなのか分かりませんが。(苦笑)
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