[二〇一七年二月十八日]
特価リモコン・カーのアンテナを、補填
また、特価のリモコンカー(4代目...初代は)を買って来た。(2台\1,000税込み)
今度の特価品は、何処に欠陥があるか?果たして、それは直せるか?に興味があったからだ。
先回の特価品は、“ハンドル操作が効かず”だったか、今回のは、車種も違うし、また別の箇所ではないか?と勝手な想像で。
つまり、(私は)正常品でない事を願いながら買う客...というわけだ。(笑)
直せれば、前のリモコンカーも動かずに庭の片隅で朽ち果てているだろう孫息子の所へ、持参してやろうと思っている。
今回の欠陥は、数m先(約3m)で、リモコンが効かなくなること。
27MHz帯なのに、カー側に「ホイップ・アンテナ」が付いていないから、当然なのだが。
(最近流行の2GHz帯だと、超小型アンテナが使えるだろうけど、27MHz帯ではねぇ!)
で、百均店でステンレス線(1mmΦ ¥108税込み)を買って来て、それの適当な長さを取り付けて、アンテナにした。
長くてブラブラするアンテナは、どうもスポーツカーには似つかわしくなさそうなので、ローディング・コイル風に丸めて、縮めてみた。(図2<クリック>)
これでも、そこそこの距離(5m程)で、リモコンが効いている。(図1)
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現状は?
今回の(欠陥?)シリーズは、2台ともホイップ・アンテナ無し。
多分、こうしたスポーツ・カーには似つかわしくないとして、商品企画担当?と製造技術担当?がもめた結果、技術側が困った挙句に、“銅箔”を「アンテナだ!」と称して無理矢理、生産に持ち込んだのではないか。(と、勝手な想像中。笑)
27MHz帯の電波も、周りに電線類が張り巡らされていれば、それらを伝わって伝播するだろうが、屋外や配線の少ない家屋内では、チョと無理みたい。
ほんの数m先でも、リモコン電波が届かないってことになる。
この2台ともに、6畳の端っこで操舵が出来なくなるし、バックも出来なくなった。
もしや?と思いながらも、中に“長いアンテナ線”でも張り巡らされてはいないか?と分解してみたが、有ったのは、短いリード線と数cm角の銅箔だけ!?(図3、図4<クリック>)
これじゃあ、遠距離制御(リモート・コントロール)は、とても無理だろうな。
そこで、自前のアンテナを設けることにした。
ステン線の取り付け
27MHzのアンテナ線は、1/4波長でも約2.5mだ。
とても、そうした最適長さにする事は出来ないので、適当な長さの線をくっ付けるだけ。
それも、出来るだけ長い方がよいだろうけど。
だが、アンテナ線を引き摺って走るわけにもいかないから、やはりホイップ型にせざるを得ない。
そこで、弾力性のある細いピアノ線を考えたが、質の良いのは高価だし、手に入り難い。
幸い、百均店にあったステンレス線を使うことにした。(¥108税込み)
百均ステンレス線は、ピアノ線ほどの硬さや弾力性は無いが、まぁ使えそう。
尖った先が人や物を、容易に突き刺す恐れがあるので、先端は丸い輪にしておいた。
根元の方は、固定しなければいけないので、内側のリブや厚い部分がある箇所を選んで、それらに巻き付けて強度を得た。
アンテナ線との接続は、通常の半田付けは出来ないので、銅箔を巻き付けるだけの方法にした。(図5)
(徹底するなら、カシメ具などで固定すればいいのだが、今回はそこまではしなかった)
内側は、それで固定出来たが、外側はヘンナ感じ!(図6<クリック>)
デザイン性やスマートさも、へったくれもない。
まぁ、リモコンさえ効けば、それで〜いいのだ〜♪
...ということは、27MHz帯のリモコン玩具には、不細工さを問うてはいけないのだ!(笑)