ようこそ、 へ!
[090901]

A30BIOSパスワード・ロック品を、稼動させました

先日から230GB-HDDで悪戦苦闘していますが、息抜き?のつもりで、またThinkPadジャンクに、手?/指!を出しました。
TP A30 2652-83JBIOSパスワード付き品。(総費用\2,638)

パスワードの読出と変更は、以前TPA21eでやったのと同じツール、同じ手法が使えたのですが、細目をかなり忘れていました。(お蔭で、自分で書いた前の記事も、結構役に立った。(-^;?)

このジャンク、液晶表示は、大きくて、明るさもまぁまぁでしたが、筐体、特にパームレスト周りが(TP600/Eのように引き締まってなくて)少しポコポコした感じなので、果たして末永く使えるでしょうか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
状態
このA30は、オークションで落札したのですが、左前カバー下部が欠けていました。見た目はよくないのですが、直接力が掛かる所ではないので、まぁ、しゃぁないか。(説明に“現状は写真で...”とあったけど、写真は真っ赤な贋物!...いや、真っ黒な、か?)

また、大容量HDDを試し始めてから、WinXPも視野に入れておかないといけないなぁ、と思っていたのですが、残念ながらこのジャンクの“プロダクト・キー・シール”は、綺麗に剥されていました。
(HDDやメモリ同様、別商品になったか?左写真<クリック>)

そして、電源を入れると、例のSVP(スーパ・バイザ・パスワード)/BIOSパスワードが待って居てくれ?ました。一応、思い付いたワードを、あれこれ入れてみたけど、パスするもの無し。(解読後、“なーんだ!”となったのですが)

ATMELチップの所在
最初、コードを収納するチップ(ATMEL 24RF08)の所在が分からず、あちこち探し回り、基板を外して裏側まで調査。

でも、そんなに大/空騒ぎ?する程ではなくて、僅か数点のパーツを外すだけで、見える所にあった。orz(左写真&<クリック>)

元の資料 sodoityourself を読み直してみたら、ちゃんと“カード・スロットの下辺りだよ”って、ヒントがあります。Thanks!w(^^)
(尤も、何故、チップがこんな所に置かれているのかは、よく分かりませんが)

手順などの覚書き
データの読出し冶具は、前に頂いたものと自作したものを使用。
24RF08チップへの接続は、
 *SCL−6番ピン:黄線
 *SDA−5番ピン:緑線
 *GND−4番ピン:黒線

読み出し手順は、大体以下の通り。(参考:元資料
 1.ターゲットA30)に、HDDを装着しておいた方がよい
   また、液晶表示も付けておいた方が、状況が分かり易い
 2.上記3本の配線を済ませておく
 3.“読出用I/F”を、補助PCと結合して、補助PCを稼動
 5.補助PCのDOSプロンプトで、“r24rf08 xxx.bin”までをキー入力して、そのまま待機
   (これは、途中で、補助PCから不測の変な信号が出るのを避けるためか?)
 4.ターゲットPCのF1キーを押したまま、その電源を入れて、定常状態になるまで待つ
 6.補助PCのEnterキーを押して、xxx.binにデータを採取
 7.そのデータを、IBMpassで読み出して、解読
(尚、DownLoadした“r24rf08.exe”を何処へ展開したか分からなくなって狼狽しましたが、ちゃんとCドライブの“ALLserviceフォルダ”に展開されていました!また、“IBMpass2.1Lite”の方は、「スタートメニュー」の中)

読み出したバイナリ
補助PCに、当苑メイン機TP600E改を使い、読み出せたバイナリ・データが、左図。

デコードを「on」にしたら、見事にパスワードが2箇所に!(左図<クリック>)
(あっ!これのフル・スペルは、知っているぞ。けっ!こんなに簡単だったのか!...しかし、闇雲に入れたとしても、多分ダメだったでしょうね。d(+,-;)

後で、BIOSセットアップに入り、このパスワードを使って、「新しいパスワード」を設定しました。

Win98用ドライバなど
メモリは、PC133、今は取り敢えず128MBで間に合わせています。
HDDに3GBを使ったので、Win98しか入れていませんが、これのLANドライバには大苦労!
どれを充当していいのやらサッパリ分からず。適当に、あれやこれや。結局、上手く組み込めたのは、
 *LANは、「Intel(R) PRO/100 VE Network Connenction
 *Audioは、「Crystal Audio Codec
ですが、後まだ、3種ほど「!マーク」付きのがあります。

[表紙頁]へ  関連記事の目次へ  [一言板]へ