[070116]
TPi1400のCD不調を、修理しました *廃棄.
棚に置いてある(休眠中の)ジャンク・ノート達は、時々出して動かしておかないと、いざと云う時機嫌よく働いてくれません。
それで、今回はTPi1400の電源を入れてみました。
ところが、ネット散策をしながら、先日買って来た特価の音楽CDを掛けてみようとしたら、回転音はするのに音が出て来ない!その上、思うように制御も出来ません。
この機種は、PCを動作させなくても音楽CDの再生が可能(左写真<クリック>)なのが特長だし、放っておくわけにも行きません。
CDDの不良交換も予想しつつ本体を全分解したら、原因はフレキの破断だと判明しました。
幸い、これはてんちょうさんから頂いていた予備があったので、入れ替えて修復完了!音楽CDも聴けるようになりました。(感謝!m(_"_)m)
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不良箇所の確認と修復.
音楽CDが再生出来ないので、始めはドライバの不具合かな?とCD-ROMドライバなどをチェックしていたのですが、どうもおかしい?と気付いて、内部を開けてみました。(何度も分解はしていたものの、やはりまた開けるのには多少抵抗がありますねぇ)
キーボードやパームレスト部を取り除いただけでは分からなかったけれど、CDD+FDDブロックを外してみて原因が分かりました。
CDDコネクタ部近くのフレキ破断でした。(左写真の赤丸印の箇所)
左写真<クリック>で、そのフレキと正常なものを並べた様子。
破断した部分は、比較的緩やかな曲げ部だし、それ程無理な力が掛かるような箇所でも無いはずなんですが。
(もうフレキ材そのものが風化(?)して、溜まっていた歪で自壊したのかも・・・と云う説は怪しくて、多分先回、収納する時に無意識に無理やり押し込んだりしたかで、折れたのでしょう)
おまけのフレキ切れ.
CD系のフレキは交換で済んだのですが、CDDとそれの保持金具(ダイカスト製)とのビス孔の位置精度が良くなくて、何度も孔位置を確かめていたら小ビスを飛ばしてしまいました。
(これが、机の下の暗い領域に転がってしまい、呻きつつ這いずって探し回りました。ガサゴソ、ゲホッ!f(+_+;)
さらに、おまけがあって、トラックポイントのフレキも、再取り付け前に切れてしまいました。
ここは、よく千切れる箇所のようで、以前の破断例を写真、<クリック>で見る事が出来ます。
先回は、苦労して接続しましたが、今回は(切れたのは放置し)前のそれを再利用しました。
(こちらの方はキートップがあまり良くないのですが...仕方ありません)
懸念.
先回、確か前にもCDDが不調で、入れ替えた記憶があるのですが、その後で動作チェックしていたつもりなのに、今回こんなトラブルが発生したのは、ちょっと気になります。(やはり、ジャンクだからでしょうかねぇ?)
まぁ、手間は掛かりましたが、直ぐに不良原因が分かったのは何より(結構な事)です。
それに引き替え「電源入らずノート」など、未だに原因が掴めないのは困りものです。恐らく、ICかLSIのどれかが死んでいるのでしょうけど。(早く諦めればいいのに!>おのれ)
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