[090101]

HDDの速度比較を、してみました.

先に、MJ720MとMJ150Mを比較した際に、本体の特性だけでなく、HDDの特性にも依存していそうなので、ちょっと数を増やして調べてみました。(左写真<クリック>)

BT.EXEMURAさん作)を使わせて頂いて、DOS-FDベースでテストしました。(左写真)
この方法だと、HDDをPC本体/ホストに搭載したまま、現用の内容を変更せずに、実施出来る利点があります。

これで調べた数値では、Writeの方で顕著で、個体差は当然ですが、PC本体の違い、またDDOの有無でも、かなり差があるようです。(本体は、EPSON機,MEBIUS機が、意外に健闘!)
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DOS-FD版でのベンチ.
テストに使用したBT.EXEは、元々小容量HDDのテスト用に作られたようで、高速のHDDでは、テスト用のファイル・サイズが小さいとエラーが出ます。(下表<クリック>)
それで、一部は4,096Kバイト、大方は8,192Kバイトで、読み書きの速度を調べました。




結果は上表の如くで、太字のHDD及び「 “ (同上)」は、比較のために、PC本体(Host)を代えて調べたもの。また、5,000以上の値を太字に、成績の良いPC本体も太字にしました。
淡橙色欄が、注目箇所です。

尚、Write側の値が大きいのは、書き込み用バッファの効果(所定量を書き込んだら、次のセクタを待たずに直ぐ逃げ出せるから?)ではないかと想像していますが、確かな事は解りません。

評価.
上表を見ると、やはり成績上位は、PC本体依存が強いようで、本体は、EPSON機(NC-710,NL7503)とMebius機の一部(MJ150M)が好成績でした。
左写真は、EPSON NC-710 \1,000。(表示暗し)
(因みに、MJ120Mは大した事は無かったが、NL5605は良)

意外だったのは、回転数5,400rpmの成績が振るわなかった事です。orz
先回のMJ720Mでは、貢献していたように見えたのに!...
現メイン機であるTP600E改に載せた“5,400rpm”の効き目は無かったのか!との慨嘆しきり)

DDODynamicDriveOverlay)を組み込んだHDDも成績がいいのですが、台数が少ないので、もう少し実験が必要です。しかし、少なくとも、“これを組み込んだものは、立ち上がりが目障りだし、遅くなるのでは?”と云う懸念は、解消しました。

上手く組み込めるようであれば、このDDOを積極的に利用するのも一案かも知れません。
(が、容量の範囲によっては、これが、簡単には書き込めないのも悩みです)

しかし、今後は、より高速で廉価なSerialATAタイプに切り替って行くらしいので、旧ジャンク機の“弄り屋”には辛い時代になりそう。

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