PC110 TFTパネル化 10 比較
これまで、液晶表示が全滅だった手持ち「PC110」群の内、今回2台だけ「TFTパネル」を使って表示が出せるようになった。(図1)
それらを、現保存品(ビネガー・シンドローム発症品)と一緒に並べてみた。(図2<クリック>)
それぞれを単独で見ているのとは違って、「IBM Palm Top PC110」として見直すと随分感じが異なる。
“動態保存”という点からは、画面表示が正常なものの方が良いに決まっている...と思うが、「5型TFTパネル」はまだ良いとして、「6型TFTパネル」を使ったものは、画面は見易くはなっているんだが、ちょっと左側へ寄り過ぎている感じ。
並べてみると、「6型パネル機」は、表示部分の面積に対して、(周囲の)額縁が細くなっている分だけ、全体も小さく見える。
かなり、違和感がある。...というより、もう、別種のマシンを見る感じだ。
まぁ、これはこれなりに面白いと思うので、継続して保守/メンテして行こう!
ついでだが、これの音が鳴らないので、調べたら、(バッテリ蓋部に付いてる)スピーカーへの結線及び端子部の断線だった。
それを直したら、“画面”に合せて“音”の方もスッキリ!
一方、「5型パネル機」の方も、表示部が内枠より狭くなっているので、貧弱な感じがして、何だか物足りない。
やはり、前面全体の見栄えを考えると、もう少し大きく、内枠一杯に表示出来る「TFTパネル」を探したい。
また、解像度/精細度の低いパネル(480x272など)も、何とか利用出来ないか?という好奇心も疼いている。(笑)
今の2台は、一応動作&表示はするのだが、未だ、(「TFT化プログラム(ct65535.com)」に起因すると思われる)“不具合要素”も幾点か残っているので、それらを順次改善・改修して行くつもり。
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+++ 雑談 M1.6ビス +++
「PC110」には、(余り馴染みのない)1.6mmφのビスが使われているが、このビスは小さいので、よく無くしてしまう。(図3 右側の2個)
それに、市販品を探しても、ピッチや長さが適当なものとは、なかなか出会えなかった。
今回、偶々、ヤフオク!で、長さが6mmのものを見付けた(図3 左側の2個)ので、試しに買ってみた。(10本¥581送料込み)
一番気になったのは、ピッチだが、これは当たり!だった。
長さは、糸鋸(と指の爪先!)を使って、3mm程の長さに切り落としたりして調節している。(図3 真ん中の2個)
6mm長のものは、そのまま使えば、「6型TFTパネル」の前枠を下から支えるのに有用かも?(図4<クリック>)
現有機の中のビスで錆びが来ているものは、折を見て取替えようと思っている。