[071202]
FMV-NC313本体に、USBポートを付けました *廃棄:2013年8月末
FMV-NC313の「クイックポイント」は、それらの配置がもうひとつで、使い難くかったのですが、マウスにするのにわざわざ「コネクタボックス」を探すのも煩わしいし、どうせ後部に大型バッテリを着けているので、具合悪し!
皆様方のお話によると、本体内にUSB端子があって、取り出し口さえ用意すれば使えるそうです。そこで、本体側面にUSBコネクタを組み込んでみました。
始めは欲張って「赤外線通信用」の場所で2ポートにしようとしたのですが、狭くて入らず。改めて1ポートにしたら、余裕で?組み込めました。
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取り付け場所
USBコネクタの置き場所として考え易いのは、「モデム端子部」か「赤外線窓部」辺りでしょうが、これまでの使用頻度の低さから、赤外線部を使う事にしました。
そこで、大体の位置決めをしてから、赤外透過窓_プラスチック_を2ポート用に削ったのですが、_例によって_目測を誤って、基板まで削らないと入り切らない事が判明。
で、急遽1ポート式に切り替え。_窓はやや削り過ぎたけど、取り付け具合は、こちらの方がよかったような_
赤外線ユニットを外した後、GNDパターンを、ナイフで剥して、半田付け場所を確保。そこへ、USBコネクタ外側足を半田付け。
端子の確認
接続すべき端子の情報は、「Macintosh LCシリーズの館」_とみたさん処_を参考にさせて頂きました。感謝!<(_"_)>
+5Vラインは少し遠過ぎるので、近くを探したら、ピン6,7,32などが+5Vの模様。_左写真_
端子は、51:DATA-,52:DATA+,53:GNDを使いました。
_これらは、26:DATA-,27:DATA+,28:GNDでも可らしい_
写真の<クリック>で、USBコネクタのピン配置。
_ピン数は少ないけど、どちらがどれか直ぐ忘れるので、写真に端子名を書き込んでみました_
結線の様子.
配線は、0.35mmφのポリウレタン単線でやりました。多芯ビニール線のようにほぐれる事が無くて、使い易いからです。
線を束ねて抑えておくのに、セロテープの小片で済みますし、余程皮膜に傷を付けない限りショートの心配も無し。
近くに、裏から表へ線を通すのに丁度良い小孔があります。_ここは単線束でなくても、細めのビニール線束なら通せそう_
USBコネクタ端子に半田付けする時に、後ろの電解コンデンサがちょっと邪魔です!これは外してしまっても影響は無いと思うのですが、よく分からないのでそのままにしました。
補強&後処置
結線後、主基板やHDDを元通りに納めてからUSB動作テストをしてみたら、マウスやUSBストレージなども“動作OK!”
しかし、プラグの抜き差しの際、少しグラグラします。コネクタは基板パターン表面への半田付けだけなので、このままだと、パターンが剥れるのは必定。
_本当は、接着性の強い接着剤で留めるべきなのでしょうが_手っ取り早い事もあって、ホットボンドで留めてしまいました。_どれだけ長持ちするか見物?_
ソフト的な後処置として、BIOS内のIRポートは[DISABLE]に、また、Win98の「赤外線通信デバイス」も「使用不可X」にしました。
反省
“配線”が楽だから、今回のように、USBコネクタを基板側に固定するのは一案だろうと思いますが、固定子を基板に貫通させていないので、固定強度が不十分です。
コネクタを、もう少し奥に置いて、何とか貫通孔を使う方法を考えた方が、良かったかも。
それにしても、先走って2口用にと「赤外線透過窓板」を削り過ぎたのは、小失敗!やってみないと、不具合が見付けられないってのは、マッタク、洞察力・想像力の欠如なんでしょうね。
でもまぁ、一応は正常動作しているので、よしとしませう。
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