[100428]
LL700/5Dジャンクを、メイン機見習いにしました.
左写真のLaVie LL700/5Dは、先日、他デジカメ達と一緒に買って来たもので、欠品も無く、全体は結構綺麗でした。_\2,080税込_
これの不良原因は、帰宅後調べたら、「電源入らず」
_そう言えば、以前買ったLL750/2も、似た不良_
実は、これを買った背景には、メイン機TP600E改の立ち上がり時の画面が、かなり赤くなって来ていて、入れ替える潮時が近くなっていた事があります。_左写真<クリック>_
次は銀パソかなぁと思っていたら、偶々運良く、この美品ジャンクLL7005D_Celeron 1.6GHz_が目に留まったので、買って帰り、不良個所を修理して使えるようにしました。
これ、画面は大きくて明るいのは結構なのですが、ちと眩し過ぎて、軟弱化した眼にはやや辛い。
でも、暫く“メイン機見習い”として使ってみようと思っています。
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問題箇所
例によって、消毒用洗剤で全体の汚れを洗い落として乾かした後、DC19Vを加えてみましたが、当然反応無し!
やはり、“電源入らず”タイプのジャンクでした。
暫く、電源プラグをごそごそ抜き差ししていたら、一瞬だけLED群がチカリと光ったので、これはイケル!と読みました。_左写真_
きっと、例の?!“DC電源ジャック端子の半田剥れ”でしょう。
早速、キーボードを外し上蓋を取った状態_実は、ここまでしないと、HDD交換も出来ないらしい!?_で、DCジャック部を見たら、確かに半田剥がれ/端子分離が起きていました。_左上写真<クリック>_
半修理
見た所、一箇所さえ半田付け出来れば、治るだろうと思ったので、端子・基板の両側をカッターナイフで磨いて半田付けをしました。_左写真_
それで、一応接続は出来たようで、メモリ_PC2700_をセットして電源を投入したら、動作し始めました。_左写真<クリック>_
やった!...と、一旦は思ったのですが、本体を少し横に動かしたら、ちょこちょこと“充電表示LED”が消えます。
完全処置
やはり、中途半端な“手抜き修理”では、駄目なようです。
改めて全体をバラし、基板を取り出して、DC電源ジャック部の裏側を見ると、電極端子がランドから完全に浮いた状態になっていて、埃も纏わりついていました。_左写真_
で、修理は、丁寧な掃除と端子磨き_カッターナイフの先で、コリッコリッと_をした後、半田鏝で十分加熱してから糸半田を当て、それが自然に流れ出すようにして半田付け。_左写真<クリック>_
しかし、何故こんな不良が発生するのでしょう?
よくは分かりませんが、もしかしたら、この箇所の半田量が不足で、固着強度が足りなかったのかな?
それで、プラグの抜き差しで、早期に半田橋_ブリッジ_が千切れてしまったのではないかと思うのですが。
_大きな声では言えませんが、こんなのは、貧乏ジャンカーにとって、“大変有難いご馳走”です。d(^^;?_
動作状況
メイン機候補なので、HDDに120GBを乗せました_実は、これでは足りないんだけど_。これに、Win2000を搭載。
メモリはPC2700-256MBを2枚。_これも、いずれ増やそうと思ってます_
ドライバは、以下のものをNEC 121wareからDownLoadさせて貰って、組み込み。
*ディスプレイドライバ:ATI社製 RADEON(TM) IGP 340M
ri340m02.exe
*オーディオドライバ:ADI社製 AD1981A/AD1981B
adc-5260a.exe
現在、この記事をこのLL700/5Dで書いています。_と書いても、それほどリアリティが示せるわけでもないのですが_書きながら、WCPUIDでクロック周波数を見たのが、左上写真<クリック>で、確かに1.6GHzらしい。
TP600E改との使用感の違いは、残念ながらあまり良く分かりません。
強いて言うなら、画面が大きい分、文字などは少し見易くはなっています。が、その分、眼に入ってくる光の量も増えるので、かなり眩しく感じます。_今は、画面輝度を半分以下に絞って使用中_
雑感
“記事書き”は一本指打鍵に近く、それも遅いので、高CPUクロックは殆ど影響無し。
“ネット検索”などはADSL速度縛りになっているので、クロック1.6GHzと言っても、まぁこんなものでしょうか。
キーボードの感触は、TP600E改とは違ってやや硬目なので、慣れが必要みたい。
DVD-ROMドライブも付いていたので、Power DVDをインストールして、映画DVDを再生・確認、問題無し。
気になっていたCPUファンの騒音は、殆ど回らず聞こえずで一安心。
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