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[140717]

NEC US300aジャンクを、買ってみた  *廃棄:2014年9月中旬

近頃は、ノートPCの面白そうなのが少なくなって来たせいで、ちょっとした変り種を拾うようになった。
先回は、_あまり使いそうに無いのに_ASUS EB1007を買ったのだが、今回は、シン・クライアント_Thin Client_−NEC US300a_NEC資料_を買ってみた。_図1、図2<クリック> ACアダプタ付き\980税込み_
“Thin”とは言うものの、“薄い”というのは機能上のことで、現物は結構厚めだ。

事務机の上に置いて使うのに適したサイズなのかもしれないが、何か中途半端。
皮肉な見方をすると、“意図せずに、部品を寄せ集めて作ったら、こんなサイズになった...”といった感じ。_尤も、先回のASUS EB1007の方だって、それほど小さくはなかったけど_

こちらの方は、HDDが内蔵出来ず、スタンドアロンにはならないので、当苑では使い難い。
収穫物も、あまり多くないので、はて?どうしたものかと思案中。
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内部構造・構成
これの中を見るには、3+2個のビスを外せば済む。
開けてみて、あの五月蝿い冷却ファンが無いことが分かった。_図3、図4<クリック>_
本体は、ジャンク品ではあるが、未使用の新古品らしく、綺麗なもんだ!
_冷却ファンが無いので埃の蓄積なども無いから、多少使用済みであっても、分かり難いかな?_
ふむ!これはいい!

冷却用フィンの溝の方向も、_筐体を正置した場合の_気流の上昇を考慮してある。
_ってのは当然か!_

メモリは、1GBが載っていた。
_その横の小基板は、どうやら、ROM-1GBのようだが、書き換え可能なSSDらしいが_

だが、待てよ!...HDDを追加する場所が無い?
これではスタンド・アロンで動作させたくても、実際には難しいなぁというのが、実感想。

BIOS設定の表示
中のハードウェアを見た後、動作の可否を調べてみた。
「ACアダプタ_12V,4A_」が付属していたので、それと、「外部ディスプレイ」と「外付けキーボード」を付けて、取り敢えず、「BIOS設定表示」を出してみた。_図5、図6<クリック>_

CPU_Celeron M_やクロック周波数_1.00GHz_だそうだが、_主処理や計算はホストの方でやるから、_「Thin Client」機能とすれば、これで十分なのかもしれない。
_スタンドアロンでやるなら、少し物足りないかな?_

HDD-IDEは、「DiskonModule」の1GBだそうで、上記の「ROM-1GB」のことらしい。
此処には、元々_WinXpベースの?_ファームウェア_クライアント、グラフィクス、LAN、その他のドライバ類_が入っていたのだろう。
例によって、これらのドライバ類は、単独ではサービスされていなくて、「アップデート・モジュール」しか無い。_...ま、いいけど_

ストレージの現状
付いていたストレージを外してみたら、「P/N DH0010G22RN1」とあった。_図7、図8<クリック>_
この品番をネットで検索したら、「1GB High Speed Disk on Module」だそうな。
_eBayでは、us$12で売られているようだ_

このマシンは、元々クライアント_端末_機能だけ持てばいいから、こんな程度のストレージで済むのだろう。
_ASUS EB1007では、「160GB-SATA」が載っていたが、あれはスタンドアロン使用も考慮されていたのだろう_

下に見えるコネクタ・ピンは、「CF_コンパクト・フラッシュ_」用だと思うので、もし増やしてみる場合は、そちらで試せるかもしれない。
_でも、本格的にOSを載せて走らせるには、ドライバ不足だしなぁ..._

ストレージ増大方法
「CF」の搭載が可能かどうか試したくて、プラスチック・スタンドをニッパーで切り取って、「CF-16GB」を差してみた。_図9_

奇妙なことに、上に「ROM-1GB」を載せていると、それだけがマスタとして認識されるが、下に差した「CF」の方は認識出来ないらしい。
なので、「CF」単独にして、ジャンパの有無で、マスタ/スレーブの切り替えをやってみた。
「CF」は、そのどちらにも出来た。_BIOS設定では、図10<クリック>_

が、上に「ROM-1GB」を載せると、やはりそちら独占か?
_ただ、全部の組み合わせはやっていない。CF:マスタ、ROM-1GB:スレーブは未確認_

_これに、OSを載せて走らせる気が起きないのはどうしたことか?苦笑_

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