[2009.03.31]
Aptiva 2134
を、大改造しました
この
Aptiva 2134
は、目下“物置台”としての地位は確たるものですが、出来ればもう少しパソコンとしても、役に立って欲しいものだと思い、性能向上にマザーボードの入れ替えを考えました。
実用性を考えて、CPU
クロック500〜800MHz
位、
DVD再生・書込可能
を目標に、ジャンクのマザボを探す日々が続き。
始めは、日本橋を探索していたのですが、ジャンクでは小型版で安くていいのが無い。
結局、ネット・オークションで色々ジャンクを買い漁り、その中の良さそうな2枚の内から、元
IBM
機
Aptiva2179
内蔵のボードの方を選択。(
Aptiva E 2179-50L
総費用\1,588/\5,652)
このボードでも、筐体後ろ面の板金加工?は必要でしたが、電源SW・LEDコネクタ類との
勘合性
やドライバ・ソフト類の
入手性
などが良かったので、上手く仕上がりました!w(^^)
購入パーツ類は、大半がジャンク品で、
PentiumIII 866MHz
(\100/\1,680)、3.5" 60GB-HDD(\830)、rwDVDD(\400)、USB-3,4増設用端子モジュール(\350)、240W電源(\100/\1,100)、3.5"FDD(\200/\300)、PC133-128MB(\100/\800),PC133-256MB(\600)
目に付いた余分なものまで、あれこれと買い集めたので、結構高く付きましたが、一応目鼻も付きました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
保存の趣旨
(新陳代謝を促すため?)極力、
旧い機種
は廃棄処分にしていっているのですが、この横箱型
Aptiva
は、構造的にもガッチリしているので、物置台として、ずっと残して来ました。
しかし、中身は旧いAT機なので、殆ど使い道が無い。
ある日、突然“
勿体無い意識
”が働き、中身を入れ替えて実用機に生れ変わらせれば、多少は使い道もあろうかと考えた。
AT機のままでグレードアップをする案も考えたけど、やるなら中をあっさりATXボードに代える方向です。
それも、
microATX
なら、結構自由度があるから、何とかなるでしょう。(最初、うっかりminiATXボードを買ったけど、筐体に納めるのが、なかなかに難しそう)
CPUは、
socket370
か
socketA
に狙いを付けました。(間違っても、
Pen4
などにはしたくなかった)
ボードの収集・選択
ボードは、ジャンクばかり各種計7枚を、オークションで購入。
(ボードの値段は十円から百円、本命は五百円でしたが、いずれも総費用の殆どは、
送料と手数料
)
microATXの動作品2枚(
Aptiva 2179-50L
内蔵用と
FIC
製
FR33
)の内、筐体との相性が良さそうな
2179-50L用
(
SiS 630
搭載)を選定。(左写真)
(
FR33
には、取説、ドライバ入りCDが付いていたし、これのBIOSには「CPU Health」があって、
CPU温度
が直ぐ見られるので、放熱器のテストに便利が良かったのですが、残念ながら前面PW,HDD-LED用
コネクタの相性
が悪かったので、使用せず)
電源の選択
電源は、以前百円で買った薄型(240W)のがあるですが、これを使うのが何だか惜しくて、新たにジャンク品を2個買って来て、その内小さい方を使おうとしました。
取り付けも問題無く、残りの空間も充分なように見えたのですが、後でボードを乗せてみたら、もっと薄型の方が
空き空間
が使い易く、後ろ板の
板金加工
なども楽な事が判明。
(左写真<クリック>。仕上りのイメージを、始めにちゃんと頭で描ければ、よかったのですがねぇ)
結局、薄型の方を使う事にしました。(左写真は、最終形態)
電源後ろ側は、L型金具を付け足して固定してあります。
筐体後面の加工
コネクタ類
を露出させるため、少し後ろ板の一部を切り落としたのですが、どうも、これでは中途半端で、不十分。(左写真)
いっそのこと、“コネクタ類は、出来るだけ出るようにしてやれ!”ってんで、粗い線引きをして_軍手を嵌めて_
金鋸の刃
だけで、そこを挽き切りました。
これで、(重視していない)
オーディオ関係
を除いて、入出力端子は、ほぼ全部接続出来るようになりました。(左写真<クリック>)
(
騒音防止
の点からは、宙ぶらりんで共鳴し易い箇所を残さない方が望ましいのでしょうが、万止むを得ませぬ)
USB-3,4の取り出し
(例に漏れず?)このボードにも、USB端子は後ろに出ているのですが、
前からUSB
が使えないと不便なので、
増設用端子
を買って来て増設しました。
プラスチック部の窓孔開けは、毎回失敗するので、今回は慎重の上にも慎重に位置決めしてドリルで小孔を開けた後、細&平ヤスリなどで仕上げました。(左写真)
更に、この後ろ側にはシャーシの
前板
があるのですが、丁度この位置に窓があるので、増設端子容器及びケーブルは、その空間を通しました。
(接続:ボード上の端子は、左
[黒 緑 白 赤]
右CPU側)
今回は、まあ、何とか上手く納まりました!(左上写真<クリック>)
問題箇所
3.5"FDDを繋ぐ段になって、手元には(途中で10-16番線が捻ってある)3コネクタ・ケーブルと、短い2コネクタ・ストレート・ケーブルがあったので、“迷う事無くストレートの方”を使ったら、どうやってもBIOSでFDDが認識されません。
色々、試行錯誤した挙句、(長くて邪魔なんですが)
捻ってある方
のケーブルにしたら、あっさり認識されて、動作開始。
(旧い文献で調べたら直ぐに分かったのですが)ドライブが1台だけなら、迷う事無く
捻ってあるケーブル
を使うべきでした。orz
今回も、
ファンは2個
(電源内蔵+CPU用)なので、やはり、かなり五月蝿いですね!
少しでも、電圧を下げて回転音を減らそうと、LEDを直列に付けてみました。(左上写真<クリック>)
しかし、あまり効果は無さそう。(はて、この先どうしたものか?)
仕上がり
CPU
は、日本橋の中古店で、
PentiumIII
866/256/133/1.75V(\100)が買えたので、労せずして、866MHzになりました。
メモリ
は、PC133-128MB,256MBの2枚で384MBにしましたが、大容量メモリが安く入手出来れば、増やそうと思っています。
HDD
は、IDE-60GBを搭載。FDDが使えなかった時に、取り敢えず、CD-ROMから
Win2000
を(1パーティションで)インストールしたのですが、その内やり直して2パーティションにするつもり。
ドライバ類
は、
Aptiva 2179-50L
用のが、そのまま使えるかな?と思ったけど、実際に使えるのは
Win98、Me
まで。(
lenvo
の
サポート・サイト
)
結局、必要なドライバ類は、
SiS
社の
DLサイト
から、DownLoadさせて頂きました。
ビデオ
Win2000
IGP Graphics Drivers
SiS630 & SiS730 series
オーディオ
Win2000
Audio Drivers
SiS7018
LAN
Win2000
Network Drivers
SiS900 & Integrated SiS LAN
CDD
機能は、OSのインストールで確認出来たが、
DVDD
機能の方は未検証。でも、多分大丈夫でしょう。
尚、ディスプレイは、同じ置くなら、もっと大型でちゃんとしたのが欲しいのですが...
[表紙頁]へ
関連記事の目次へ