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[二〇一七年一月十五日]
充電電圧電流計を、試作

ナビ機の補助Li-ionバッテリ(ジャンク品)などを充電するのに、出来るだけ安全に、満杯まで充電したいが、それに適した既成の充電器なども無い(有っても、高価だ)から、自分好みにするには自作しか方法が無い。
幸い、手元には可変DC電源はあるから、それでやればよいのだが、実は、満充電近くになると精密な電圧設定が必要らしいので、これの「アナログ式メータ」は(小数点下一桁が精確には読めないから、)不適なのだ。
で、先回、下二桁が読める「USB電圧電流チェッカ」なるモノを利用して、これを介して充電する方法を考えた。

今回は、それを使うための「入出力用リード部」を用意して、謂わば(名ばかりの)「充電電圧電流計」として仕上げたわけだ。(笑)
電圧値は、OPTICAL POWER MULTIMETER TQ8215と較べてみると、約0.05V低めに出る。
(5Vに対して誤差−1%で、仕様ギリギリ範囲内というわけだ。尤も、TQ8215の方も校正はしていないから、断定は出来ないが)

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パーツの寄せ集め

「USB電圧電流チェッカ」を除けば、百均品や、手持ちのパーツだけで間に合う形にした。(図3)
当初は、分解して中からリード線を引き出そうかな、と思っていたが、不必要に改造することも無かろうと、“リード脱着式”にしている。
(でも、こうした小物類は、使わない時の保管が難しい。必要な時に、直ぐ見付からないことが多いから。苦笑)

「USB電圧電流チェッカ」の入口には、「カープラグ用USB電源」を分解して取り出した「USBレセプタクル」を使ったが、これのカバー用熱収縮チューブは、単純な“太いもの”しか無い。
(2段型の熱収縮チューブなどはあれば便利だが、見たことが無い。きっと、量産向き・市販向きではないのかも。苦笑)
で、細い側は、チューブを熱した後、細身のラジオペンチで締め付けたら、かなり絞ることが出来て、余分な襞は切り取れた。(図4<クリック>
(もう少し、巧くやれば、事後処置を綺麗に出来るのではないかと思う)

充電電圧の違い

仕上がったので、早速、「ナビ用補助バッテリ」や「3.7Vセル単体」のLi-ionバッテリに充電してみた。(図5、図6<クリック>
心積もりでは、電圧設定は4,5段階に分け、電流を1A弱を維持しながら、数時間充電する予定。
「ナビ用」は、最大印加電圧は8.4V(セル2個入り)まで、「セル」は、最大電圧4.2Vまでで、これを超えない電圧で電流を流し込みながら、充電する。

まぁ、こんなのは閑人のやることなのだが、幸い私はその閑人の仲間だから、“監視しながらの充電”も苦にはならない。(笑)
 でも、いずれは自分で“全自動”にするか、(悔しいが、挑戦的な)“中華製品”を利用させて貰うことになるかも。(そいや、この「USB電圧電流チェッカ」もその口だもんな)


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