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[二〇一六年七月三十一日]
スマホ用補助バッテリを、試作

先日の“何でも百円ジャンク・セール”で買ったモノに、このLiポリマー・バッテリがある。(図2<クリック> 3個¥300税込み)

これ、ASUSC11−ME172V(3.75V、4270mAh)だそうだが、ジャンク箱の底から見付け出した時、大きさ・厚さ共に魅惑的だったので、速攻で3個だけ(全部?)買って来た。

後日、USB出力型DC−DCコンバータ基板(3V→5V)(総費用¥340送料込み+¥242送料込み)を買い足し、これを経由して、スマホを充電出来るようにした。

系は出来たが、スマートな形に納めて軽快に持ち運べるようにするまでには至っていない。
容器探しが、次の課題だ!

スマホの内蔵バッテリは、大体1200mAh辺りが多いようだが、これを付ければ、3倍以上保たせることが出来るだろうと思う。
・・・別に、これでポケモン探しの予定などは無いのだが、外出時に持ち出してみたスマホが、GPS運用では半日持たない/保たなかったのが癪だったので。苦笑
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「ミニ・アダプタ」群
まず、この「Liポリマー・バッテリ」を使うに当たって、「1枚(3.7V)+昇圧コンバータ = 5V(USB)」とするか、「2枚(7.4V)+降圧コンバータ = 5V(USB)」とするかで、少し迷った。

2枚なら安心感は増すが、やはり持ち運ぶなら軽いほうが良かろうと、「1枚+昇圧コンバータ」に決めた。

実は、「降圧コンバータ」なら108円のものを分解して使えば済むのだが、今回は軽さを選んだので、「昇圧コンバータ」をネット経由で買ってみた。(図3左・中)

これに、0.7mmΦの錫メッキ線(ソリッド抵抗やコンデンサのリード線の切り屑を再利用)を半田付けして、バッテリ付属のミニ・コネクタに差して使用する(放電させる)ことにした。
(図4<クリック>の左側が再充電時の状態、右側が通常使用時の状態)

再充電は要注意!
デジカメなどの小バッテリ(Li−ion)は、固定電圧電源を使って一定電流で充電すると、満充電近くでは電流が激減して、充電終了時期が良く分かるのだが、この「Liポリマー・バッテリ」は様子が違った!

充電電流を0.8A程度(図5)にしておくと、幾らでも注ぎ込めるようだし、端子電圧もどんどん上かってしまうようだ。
気が付いたら、バッテリの温度上昇はほとんど無かったのに、端子電圧は5V以上になっていた。(図6<クリック>

勿論、この「Liポリマー・バッテリ」の入出力部には、(安全弁となる)「制御回路」が付されているので、それが正常に働いていればよいのだが、何せジャンク品だから、全幅の信頼を置くわけにも行かない。(苦笑)

兎に角、この「Liポリマー・バッテリ」の“充電の仕方”については、もう少し調べておかないといけないなぁと思った。


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