[二〇一六年十二月二十八日]
マルチメータ用探針を、改良した

机上に据え置いたマルチメータ「OPTICAL POWER MULTIMETER」、電池の“電圧”やケーブルの“導通”確認に便利に使っているのだが、それに使っている“探針(プローブ)コード”は、一回ごとに束ねないといけないし、ぶら下がっていて何となく邪魔!(図1)
なので、見栄えと使い易さを考えて、小細工改良をした。
先ず、コードを、「携帯用巻取式充電ケーブル」を買って来て、これに替えた。(費用¥108税込み)
次に、「バナナ・プラグの柄」を半分に切って、金具を加熱しながらねじ込んだら、全体がコンパクトになった。
これで、かなり使い勝手と収納状態が、改善出来た♪(図2<クリック>)
(出来れば、コードはもう少し短くても良いから、巻取部のコンパクトなのが欲しいのだが、これの自改造は無理!)
尚、ワニ口クリップの先端に「ピン」を半田付けしてあるが、これは、プリント基板上の狭い箇所を調べる時に必要だから。
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巻き取り式!

通常、こうした測定器類の探針コードは、太目のしっかりした線を使うのだが、私が使う用途では、“低電圧”や“導通状態”など精度をあまり必要としない場合が多いので、「細線」を使っている。
問題は、“疲労”に対する強度だが、“切れたら仕替えれば良い方式”を採用しているので、強度はそこそこであればいい。
そこで、コードとして「携帯用巻取式充電ケーブル」(70cm長)に目を付けた。
これは、あまりコンパクトではないのだが、コード伸縮には便利だろうと思う。
仕替えてみたら、収納は便利になったが、まだ嵩張るし、「バナナ・プラグ(の柄)」も長くて邪魔!(図4<クリック>)
...も少し改良したい!
「バナナ・プラグ」を短縮

「バナナ・プラグ」の柄の短いモノが欲しいが、市販品には無さそうだ。
で、改造・自作してみた。
柄の部分を半分に切って、金属部分を加熱しながら捻じ込んだら、ちゃんと納まった!(図6<クリック>)
ちゃんとしたネジが出来ているとは思えないが、次に仕替える時は、また金属部を加熱すればどうにでも出来ると思う。(笑)
ここまで縮めたら、かなり見栄えも良くなったし、全体がコンパクトになった!(図5)
“取り外し”をしないなら、リード線を直接端子に繋ぎ込んでおけば済む話なのだが、こうしておけば、「探針コード」を別の用途にでも使えるわけだ。
(あと、もう一組改造したいケーブルがあったので、それもやっておこう!)