［表紙頁］へ 関連記事の目次
［151213］
MFC-615CLプリンタ・ジャンクを、買ってみた
今までに、3台のジャンク（EP-801Ax2，EP-802Ax1）を買ってみたのだが、いずれも「紙送り不調」だったので、すべて廃棄処分にした。（残念！）
一応、EPSON専用-L版写真用紙（50枚￥817税込み）を買って来て試してみたのだが、やはり、あまり調子は良くない。
（尤も、これの方が、今まで使って来たKODAK製-L版よりも、「狭い方の幅」が僅かにスリムなので、これで“送り出し易さ”は改善しそうな感じはするのだが、今回上手く行かなかった理由は詳しく調べず）
そこで、もう一度、BROTHER製に戻ってみようと、このMFC-615CLジャンクを買ってみた。（図１ \1,228送料込み）
これは、「紙送りローラ」が、カセットの中央にあって、正しい送りが上手く行きそうな感じだったが、結果、「紙送り」は良好！．．．が、印刷速度が遅い！orz
だが、そこに至るまでが大変！．．．「廃インク溜め」などからの“インク漏れ”が酷くて、清掃に手間が掛かった！（図２<クリック>）
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
インク漏れを清掃
これは、荷が付いた時、既に、包んであったポリ袋にも“インク漏れ”が見られた。（予告があったので、警戒はしていたが）
上部を上げて中を覗くと、“インク漏れ”が「インク・タンク」周辺だけでなく、そこら中に広がっていた。（図３）
止む無く、「上部留めのレバー」（図４<クリック>）を根元から外し、各箇所の「接続部カバー」を外して、ケーブル類を抜いた。
そうしながらも、其処此処の“インク汚れ”を拭い取った。
これは、「アルコール洗剤」を吹き掛けながら拭うと、綺麗に取れる。
だが、狭い隙間に入り込んだインクは、「爪楊枝」などを併用しないと、なかなか取れない。
廃インク溜めの溢れ
これが到着した時にポリ袋に漏れ出していた“インク”は、やはり「廃インク溜め」からのものだった。（図５）
その周りがべたべた！おまけに、「筐体」と「無線通信系BOX」との間もベタベタ！
遂に、邪魔な「無線通信系BOX」は、もう使わないと決心して、取り外してしまった。
その際、ケーブルが外し難かったので、線群を途中でバシバシ切っちゃった。
しかし、この「廃インク溜め」の“溜め方”は、一体どうなってんの？
．．．溢れ出しても、何も“警告”は出なかったのかな？
それに、「廃インク溜め」の方は真っ黒だけど、反対の端っこの方は、未だ真っ白ではないか！？（図６<クリック>）
因みに、EP-801Aの「廃インク・タンク」では、端の方までインクだらけだったのだが。
この「廃インク溜め」は、例によって、水洗した後で乾燥．．．．させようとしたが、それがなかなかしぶとかった！？
色々な乾燥の方法を試みたが、上に透明なシートが貼り付けられているので、蒸発面積が不足な感じ。
このシートは、「廃インク」をパイプから吹き込む時に、インクが飛び散らないようにする為のカバーだろうから、しっかり張り付けられているはず．．．だから、うっかりとは外せない！
．．．とか何とか言いながら、そのまま2日間ほど掃除機で吸い出したり、ストーブで温めたりしたのだが、あまり乾燥は進んだ様子は無い。
いい加減な処で止めて、そのまま取り付け直した。
無線通信系の除去
“インク漏れ”を拭うために、「無線通信系BOX」を外してしまったのだが、そのツケが後々までついて回るとは思わなかった。
表示に、しつっこく、「子機 使用出来ません！」とか「取説を見よ！」とか「エラーメッセージを見よ！」とか出て来る。
取説をダウンロードして、それを探してみたが．．．そんなのあるはずが無かろう！（失笑）
その「メッセージ」は一時的なものだろうと思っていたが、ところがどっこい！常時出ているのだ。それを消す方法も無い。（何と煩わしいことよ！）
でも、切ってしまった線群を元へ戻すのも業腹だし、煩わしい表示だけど、印刷には影響が無さそうだから、放っておくことにした。（図８<クリック>）
インク補充と印刷テスト
一応、本体が動くようになってから、不足インクを手持ちの補充インクで補って、印刷を試してみた。（図１０<クリック>）
結果は、まずまず良好な印刷状態だった。（図９）
だが、なぜか少し暗めの印刷になる。同じ写真をEP-801Aで印刷すると、もっと明るいのだ。これでは、あまり面白くないなぁ！
それに、印刷速度がかなり遅い！これも、EP-801Aと比べると3〜5倍遅い感じだ。
L版は、印刷後に、外まで排出してくれないので、中に手を突っ込んで取り出さねばならないが、何度も“空振り”、いや“空突っ込み”させられてしまう。
だからって、それで即困るというわけでもないが、何だかなぁ。
［表紙頁］へ 関連記事の目次