導育甘言集 2015.10 [表紙頁]へ [我楽多苑 別亭 (真面目な愚痴)]へ
政治家は国のために死ね! [1030]
『政治家は国のために死ね! 真の独立国家への提言 清水 信次著 財界研究所 2001年6月 1刷 \1,300+税』 (購入\200込み)
世の中には、人々皆の命や生活を「守る役目・任務」を持った男性達と、逆に、その命や生活を「維持する役目・任務」を持った女性達が居る|居た。
だが、世の中も変わった。「それぞれの役目・任務」が社会全体に雲(クラウド?)の如くに広がり、本来の機能や意味が薄れて来たようだ。
女性でも、“皆や男性を守れる!”とか?男性も、他人を守れるほど強くはないとか?(実は、それは間違いなんだがなぁ)
この著者は、そうした点は抜きで、(男性)政治家だけに焦点を絞って、政治家が負うべき役目・任務について、激しい調子で説いている|論じている。
私も、この本・著者の意見に、多くの点で同意出来るが、暫し考え込んだ。
それらは“弱い男性達”の「説得に有効」かもしれないが、“強い女性達”の「説得には不向き」だろうと思うから。
また、“強い男性達”には、「釈迦に説法」だし、“弱い女性達”には「馬の耳に念仏」だからなぁ。
やはり、“弱い男性達の再教育”か、“強い女性達との共闘”が、最も多くの人達を救う一番良い方法ではないか?!と思う今日この頃。
それには、このような硬派の本では無理で、小林 よしのり氏が描くマンガ本などが、「本命」ではないかと思うようになった。
日本の歴史 [1028]
『マンガで読み解く 日本の歴史 田代 脩監修 Gakken 2002年6月 1刷 \980+税』 (購入\300込み)
この本も、孫達に読ませられそうな歴史のマンガ本を探すつもりで買ったもの。
結構高かった(!?)のだが、中味は私が望むような、面白くて引き込まれ、かつ歴史の断片がしっかり分かるもの、という線からは程遠いものだ。
出来るだけ史実を多く盛り込もうとしている努力や、特定の人物にスポットを当てて描こうとしている様子は分かるのだが、殆ど頭に残らない。
例えば、この本に空海と最澄の確執が描かれているが、この二人がそれぞれ追い求めた仏教が、どれほど違っていたかということが、あまり鮮明には伝わって来ない。
私が別の本で教わったのは、空海は自分自身を磨く為のものとして仏教(密教)を学んで来たが、最澄は世人救済の為のものとして、日本に取り入れようとしたものだそうな。
私は、その本で空海とそれと向き合う姿勢に仏教(密教)の本質を知り、空海の“天与の才”に魅力を感じたのだが、この本ではそうした魅力を何処にも、登場人物の誰にも感じなかった。
結局、史実を漏らさず、万遍無く描こうとすれば、そんなちっとも魅力の無い話ばかりになってしまう。
嘘を書いてはいけないが、例えば“...あ!そういうことだったのか!”などの“驚き”や“納得”が随所にあれば、もう少し良いマンガに出来たはずだ!と思った。 ...(最近、売れっ子の池上彰氏のような解説は、将に、それを狙ったもので、上手く行っているようだが)
新ゴー宣 戦争論 [1026]
『新ゴー宣 戦争論 新ゴーマニズム宣言 小林 よしのり著 幻冬舎 1998年7月 3刷 \1,500+税』 (購入\108税込み)
やっと見付けて来た!この著者の漫画は、先に幾冊か読んだが、やはり、多くの読者を惹き付けたというこの「戦争論」は、一度確認しておきたいと思ったから。
帰りの電車の中で引っ張り出して、最後の頁を見たのだが、「参考文献一覧」があって、沢山の資料が挙げられている。俗な小説や漫画本では考えられないほどだ。
史実の描き方にも色々あるが、僅かな事実・材料だけで、残りの部分は“視野を狭め、想像力を膨らませて”、“読者の情動”に巧みに働き掛ける小説(作り話)のようなものもある。
(例えば、朝日新聞特集記事の「韓国人戦地売春婦」物語やアイリス・チャン氏の「(捏造)日本軍南京大虐殺」物語など)
が、この本は広い視野で、多くの史実資料に当たり、それらを基に状況を解説しているので、史実として説得力のある内容になっている。
私が今までに読んだのは、殆どが史実・事実の断片ばかりだったが、この本は“それらの集大成”ではないかと思う。
だから、出来れば若い人達皆に薦めたい良い本だ。(幼少の孫には、ちと無理だが。苦笑)
そうした色々な史実の上に立って、今の日本に対するご自分の主張を、堂々と掲げられているのは立派だと思う。
考えてみれば、今までの私達日本人種には、“沈黙は美徳”、“言わぬが華”、“臭いものには蓋”、“みざる、いわざる、きかざる”などなど、(女性達から嫌がられることは、)極力口にしない性癖...悪癖がある。
だが、それでは皆の為にはならない、“言い過ぎ”は好ましくないが、“言わない”のも、反って自分達や私達皆を損なう原因になる。
やはり、この本のように、一旦視野を最大限にまで拡げ、その上で改めて、私達日本人種の利益とは何かを、真剣に絞り込まなければいけない!と思う。...昨今の似非リベラリスト達みたいに、なんでもアリの(股)拡げっ放しではダメだ!ってことだ。
三ッ葉葵の剣士人 [1024]
『三ッ葉葵の剣士 松平上総介忠敏伝 新宮 正春著 実業之日本社 2000年5月 1刷 \1,700+税』 (購入\108税込み)
この本では、主人公が二人だった...って感じ。
庶民(貧民)の出で、道場でいびられながら必死で技を身に付けた男「仏生寺弥助」と、松平家の非主流で部屋住みの貴公子剣士「松平上総介」だ。
「弥助」が、「上総介」との道場での立会いで、事も無げにあしらったことなどが元で、後々「上総介」から付け狙われることになる。やがて、最後は?
...とまぁ、こんな話だが、幕末の騒然とした情勢の中で、それぞれの生き様を書いた小説(伝記か?)だ。
割合読み易くて、すーっと最後まで読めた。
読後、思ったのは、この頃の日本人庶民の暮らし、特に食事は大変粗末で、今では考え難いような“貧困食”の生活だったようだ。
どうも、それが、今の日本人の“ガツガツした食態度・食生活”に繋がっているのではないのかな?と思った。
神道と日本人 [1022]
『神道と日本人 葉室 頼昭著 春秋社 2001年3月 10刷 \1,800+税』 (購入\108税込み)
以前の私なら、「神」(日本の神や西洋の神も)など信じるモノにあらず!その必要ナシ!と思っていたし、自分の生活を上手くこなすだけなら、別に「神」なんて必要無いと思っていたのだが、近頃は、少し知識が増えて変って来た。(あれまぁ!偏屈な私としたことが?笑)
というのは、人間の周りには「未知の領域」が無限に広がっていて、理屈で説明出来ることは、極めて少ない!のに、“知ったかぶり”はしたくないと思うようになったからだ。
「結論」と「そこに至る」までの「関連性」を、通常は上手く説明出来ないし、説明するには、どうしても中間域をジャンプしなければいけないからだが。
この本は、「日本の神」は、「自然神」として、常に周りに存在していて、人々の行動や生活を静かに見守っている|微かに干渉しているという。
この著者は、そうした(ジャンプ思考)を前提に、人の世の中のこと|動きや状態を、上手に説明されているわけだ。
始めは、私もかなり抵抗感があったのだが、その解釈は良心的、道徳的で、心地良く聞ける内容なので、途中からそういう“(ジャンプ思考による)説明もアリかな?!”と思い始めた。
と同時に、そうした“ジャンプ思考を許す考え方”は、世の中では、意外に巧く善用・悪用出来るようだ!とも感じた。
手っ取り早く言えば、“宗教的手法”のこと。
少し回り道になるが、先般から一部の人達が騒いでいる「“戦争法案”の文言」について、あの「安保法制」が、なぜそんなに簡単に“ジャンプした結論 ”にしてしまえるのか、その途中の説明・解釈抜きで、平然と決め打ち が出来るのか?...果たして、それを何処で、どうやれば止めさせらるか?だが。
逆に、私達日本人の、何処を突けば、理屈抜きで簡単にジャンプさせられるか?
...それは大衆を煽れる“教組”になれば簡単だ!(日教組も、やはり教組か?笑)
...だが、やがてボロが出るから、それも考え物だしなぁ。
“麻原教組”率いるオーム真理教も、その犯罪性を暴かれて瓦解した(?)が、“韓国人戦地売春婦問題”では、朝日新聞の連中が“教組”だったようだが、その偽善性を見破られて、地に落ちた(?)。まだ、その残渣は生延びているけどなぁ)
それは、閑話休題!で、今、私が温めているアイデアは、
「DNA(遺伝子=人間はその乗り物)」の存在が、「神」の代役なのではないか?
それで、上手く全体が説明出来るのでは?!ということ。
(もう既に、そうした説を唱えている人が出ているかもしれないが、寡聞にして知らず)
「神」は、“人間やその他全てのものを包むもの”と想定されているが、実は、“意外に身近でしかも、意外に包括的な存在である遺伝子・DNA”を「神」に見立てても可笑しくない|矛盾は無いのではないか?と思い始めている。
このアイデアを、もっと煮詰めれば、通常はジャンプしないと埋められない中間域を、きちんと理屈・説明で埋めて行けそうで、“理屈屋で無神論の自分・私”にでも、「神」が巧く説明出来るのではないかと思っている。
私が「この国」を好きな理由 (続) [1020]
『私が「この国」を好きな理由 日下 公人著 PHP研究所』 (承前)
この本には、私自身の啓発だけでなく、皆に紹介したい話が沢山あって、一回切りで閉じるのは勿体無い気がしている。
産経新聞では、石原 慎太郎氏のコラムを始めるそうだが、それもいいが、出来れば、
この日下 公人氏にも執筆して貰いたいものだ。
それはそれとして、この本の中で、大変興味深い話がある。
「明るくたくましい日本のシルバー世代」の項だ。
大方の、特に官公庁が以前に流したイメージ“活力を失った高齢者が、社会的弱者として町にあふれてくる ”という予測は見事に外れた!との見方だ。(私もそう思う!笑)
皆、まだまだ元気で、それにお金持ちだそうだ。(私は違うが。苦笑)
高度成長期に釈迦力に働いて貯蓄に励んだ甲斐あって、今では生活に余裕もあり、健康や体力や気力も十分らしい。(お若いですね!は、もう流行らない。時代遅れのセリフだな)
ということは、安倍内閣の立てた戦術|戦略「一億総活躍」や「介護離職ゼロ」などは、今の時代を読み、こうした元気なシルバー世代の活躍も、当て込んだものだと読める。
他方、それに気が付かず頭を捻っている多くの知識人やマスコミなどは、未だに今の時代が読めていないってことだろう。(愚か!)
マスコミも、やたら、老々介護の悲劇話やら、セクハラ、パワハラの無駄話や、国会での幼稚な暴力的政争、無思想なSEALDsの若者お遊び論ばかりを取り上げているが、もうそれらは程々にしたらどうか。(“反対行動”なんてのは、“消費の節約”にしかならないもんだ)
もっと、(増えて来た、そしてこれからも増えて行く)「元気なシルバー世代」の活躍の方に眼を向け、日本全体を文化的・経済的に嵩上げする方に腐心してはどうかな?!その方が、ずっと前進的、建設的で、有効だと思うが。(笑)
私が「この国」を好きな理由 [1015]
『私が「この国」を好きな理由 日下 公人著 PHP研究所 2001年4月 1刷 \1,100+税』 (購入\108税込み)
“日本が好き”という話を、見聞きするのは、日本に来た外人の話か、日本人が国内で活躍する話か、はたまた人気が出た話題を集めた話ばかりで、大抵は底が知れるし、時には、鼻白んでしまうものが多い。
そうした多くの経験を重ねた上で、この本を読むと、おー、なるほど!と感激しそうになる。
それは、“物事を見る視点”が浅くないからだろうと思う。
例えば、交差点で行儀よく信号を待つ日本の人々は皆、それが当たり前だ!と思っているかもしれないが、世界の国々では、そうでも無いらしいってこと。
それを、この著者は、“民度の高さ”と評価しているが、そんなことが日本の至る所であるわけだ。
(そういえば、東北地方大震災の後、一般人が暴動も起こさず、静かに順番待ちをしている姿が世界に報道されて、世界の人達から賞賛された話があったが、それも同じことだろうな)
この著者は、そうした自分達の姿を、自身で内々に誇ることは、“単なる自己満足、自己陶酔”だとして従来は毛嫌いして来たけれども、“それでは勿体無い!ちゃんと自分の良い所は、自分達自身で好きになりなさい!”と仰っているのだと思う。
しかし、反面で、“自分達が悪いのだ!と間違って思い込むことや、それで卑下ばかりすることは、止めた方がよい!”とも。
やはり、この著者も良ければ、この本も良い!
0からの鉄道なんでも記録 [1015]
『0からの鉄道なんでも記録 亀井一男 想い出のカメラ関西紀行 神戸鉄道大好き会編 トンボ出版 2004年12月 1刷 \2,800+税』 (購入\100+税)
この本(写真集)、大阪・日本橋の鉄道模型店で買った!
鉄チャンでもなければ、骨董趣味家でもないのだが、今時よく通る場所が昔はどんなだったか?を見るのが面白そうなので、買ってみた。
これを見ながら、懐かしさよりも、“昔の日本は、やはり貧乏だったのだなぁ!”という感慨の方が大きい。
大体、私の性癖は、過去を振り返るよりも、将来への方に興味があるので、こうした“昔の貧乏臭さ”を面白いとは思っても、それらを何時までも“いとおしむ”ことは、あまり好きではない。
だから、昔の同窓会の案内なども、見ずに破り捨ててしまうのが、昨今の状況なんだが。
昨今のシナ・中国や韓国から仕掛けられている“捏造歴史戦争”を考えると、直接的ではなくても、こうした過去の正確な記録と保存は、大変重要なことだと思う。
だけど、“捏造した記録類”を、(シナ・中国や韓国が、)世界遺産申請&登録するなんて感覚は、日本人の私にはワカラン!
...というより、そんなニセモノを保存したいという人間・人種は、破壊してきた人間・人種(例えば、秦の始皇帝の焚書坑儒やISによるパルミラ遺跡破壊)と同様、決して(私達日本人と)“共存出来る異人種”ではないのではないかと思う。
(...いや!出来る!という人は、多分、日本人のDNA・遺伝子を持っていないのだろう)
日本人はるかな旅 [1012]
『まんがでたどる 日本人はるかな旅 馬場 悠男、他監修 NHKスペシャル「日本人」プロジェクト編 NHK出版 2001(平成13)年9月 1刷 \1,400+税』 (購入\400税込み)
子供達向けの歴史書を、漫画にしたらどんな風になるのかな?と思って、高かったけど(無駄を承知で無理して)買ってみた。(\400税込み)
期待して読んで|眺めてみたのだが、あまり面白くない!どうも、大人達の独り善がりで描いているのでは?と思ってしまった。
子供に与えるものにしようとしているのだろうけど、実は、子供の興味を惹くような描き方(ワクワク感を誘うもの)ではない!と思う。(そんなものなら、別に漫画でなくてもいい!)
通常の教科書もそうだが、どの事件や人物が平板過ぎて、感情移入をする暇も無く話がどんどん進んでしまう。どれもこれも何時までも面白味に欠けたままなのだ。
あからさまに言えば、何処にも、魅力が無いってこと!
例えば、『鉄腕アトム』は、その“パワーの強さ”や“人間的な優しさ”に惹かれたから、何時までも記憶に残ったのだろうと思うが、そうした魅力が無ければ、幾ら漫画にしたって意味が無いのでは?
この漫画本は、途中まで読んで放り出してしまった。
多分、もっと別の「漫画で描かれた面白い|興味深い歴史書」があるに違いない!...と思うので、もう少し探してみようと思っている。
超マインドコントロール [1009]
『超マインドコントロール 日本人はいつまで騙され続けるのか! 池田 整治著 マガジンハウス 2011年9月 1刷 \1,500+税』 (購入\108税込み)
この本で指摘されていることは、殆どが正しい指摘ばかりだと思う。
ただ、それを扇情的に書き過ぎているきらいはある。(受け狙いの面もある)
その根底にあるのは、他人(他国)に、知らないでコントロールされているという面ばかりが強調されている。
では、私達日本人の意識や考えは何も無かったのか?|無いのか?只、操られているばかりなのか?という疑問が湧いて来る。
まぁ、“何でも拙いことは全て、他人・他国のせい”にしてしまうのは、私達日本人の悪癖だが、この著者はそうした私達の悪傾向に迎合し過ぎの感じがしないでもない。
だが、何事、他人のせいばかりにしていると、自己反省することをしなくなる|が出来なくなるから、あまり良いことではない!
やはり、大人だって“自己反省”と“改善努力”をする知力・智恵を持たないといけない!
でないと子供達に示しがつかない!...っても、もうこれは「死語」なのかな?
挑戦的平和論(上、下) [1006]
『挑戦的平和論(上、下) ゴーマニズム宣言 小林 よしのり著 幻冬舎 2005年12月 1刷 各\900+税』 (購入\216税込み)
この本・漫画は、確かに面白い!
でも、本来のちゃらちゃらした興奮|可笑しさ|悲しさなどを呼び起こす“マンガ”とはかなり異質!
挿絵をやたら豊富にして、その中に思想を文章として埋め込んだ一種の”論文”ではないかと思った。
この著者は、かなり丁寧に資料類調べや取材をした上で、筋の通った話を、書かれて|描かれているので、私も、殆ど違和感無く読み通せた。
日本の若い人達に(著者の)ファンが増えたのも、分かる!
だが、この著者のファンは増えたとはいうものの、他方でSEALDsみたいなおバカで無知な学生集団が出て来るしで、もう漫画力ですら、腐敗しつつある日本民主主義を、正道に引き戻せない状態になっているのかもしれない。 ...しかし、何とも侘しい。
国家の命運 [1003]
『国家の命運 安倍政権奇跡のドキュメント 小川 榮太郎著 幻冬舎 2013年6月 1刷 \1,500+税』 (購入\200税込み)
この著者は、政治家・安倍氏の極く最近の状況を、ドキュメンタリ風でテンポ良く書いてあって、(小難しい)政治の話なのに、大変読み易い!
これには前著「約束の日」というのがあって、それも「安倍礼賛本」という位置付けらしいが、この著者は、“特定の政治家を持ち上げる御用文士と云われることも、苦にならないという。
この著者は、前民主党政権が、本当に日本という国を潰すかもしれないという恐怖の中、それを打ち破って本来の日本国を取り戻そうと民間人側から声を上げ、安倍支持を打ち出した人達の一人だそうな。
この本が読み易いのは、著者自身が自分の立場をきちんと弁えた上で、“周りの物事”を的確に描いて|書いていることに依るのだと思う。
そして、“余計な思い込み”や、“勝手な推論”、“飛躍した結論”などが無いせいだろう。
この本を読んで、私達が、安倍現首相のファンにはならなくても、当面は、日本国を預けて|任せても大丈夫だろうという気になった。
それと、もう二度と民主党などに、「政権」は持たせないぞ!と強く思った。
今、振り返ってみて、対国内、対自然、対外国など全てで、私達日本人の背筋が寒くなるような事ばかりしていたことが、良く分かったからだ。
やはり、「日本国の政治」は、民主党のような“素人”や“素人モドキ”にやらせるものではない!って、つくづくそう思った。
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