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独り言集 二千十八年二月版



過剰充電器  「二月二十六日」

以前に作った「バイク型充電器」(5Ahモバイル・バッテリ用充電基板を流用)がもう一つパンチが効いていない(4.4Ahの補強バッテリには、満充電でも4.07Vほど)感じがするので、別途、もっとパンチ力のある充電回路は無いかと探している。
その途上で、特価で買った18650用充電器を思い出した。
これを、ナビ機用補強バッテリ(2.2,4.4,6.6Ah様々)の充電に利用出来ないかと、試してみた。
だが、“無負荷”や“過負荷”には、きちんとそれなりの対応をするみたいで、“端子オープン時”や“重負荷時”では、出力がカットオフになる。
...これでは、「万能充電器」としては使い難い。

これを使うのは半分諦め気分で、試しに、これで、「18650」ではなく、(“軽負荷”のはずの)「18500」バッテリを一晩充電してみた。(図2<クリック>
朝、バッテリの端子電圧を測ってみて、びっくり仰天!...4.34Vになっているではないか!(図1)...幾らなんでも、これはパンチ力有り過ぎで、弱い者いじめになってしまう。
4.2Vを超えるような充電力は、良くないというより“危険”そのものだな。
やはり、Li-ionバッテリには、それぞれの特性に応じた・適した(専用の)充電器が必要なのかも。

でもまぁ、危険を単純に怖れる/畏れるつもりはなく、ナビ機の長時間運用を図りたいので、補強バッテリへの充電の方も、もっと頑張りたい♪(笑)



WEBカメラのこと 雑感  「二月十八日」

これまで、8台までカメラを切り替えられる自作プログラム(UCAM8.EXE)に6台繋いでいたのだが、低温度の弱いCS-3DW300の代わりに、新たにUCAM-DLY300を繋ぎ、さらに、手元に残っていたBBCAM 130TIMELY社のGR-CAM130N2と同じものらしい)も足して、計8台にしてみた。今の処、比較的順調。切替間隔は、3〜5秒。

...で、このカメラ(BBCAM 130)、“露光”設定を手動で弄くってみたら、相当高感度になるようで、夜景もノイズ交じりだが、結構、明るく写せることが分かった。(図2<クリック>
すると、これまであまり気にしていなかった、近隣の夕景・夜景が、意外にノスタルジックに見えた♪(図1)
今住んでいる所だから、“ノスタルジック=望郷の思い”も何も無いはずなのだが...
多分、こうした感覚の発露は、映画の見過ぎ、小説の読み過ぎが原因かも。(苦笑)

ま、それはさておき、この「BBCAM 130」がこんなに高感度だったとは!と感心しきり。(昼光下での“白飛び”は、手動で「露光」を切り替えれば、抑えられる)
もう一二台有ってもいいな!と思ってネットで探し回ったが、もう古過ぎて市場には見当たらない。
また、「HADR-OFF」辺りでも、探してみよう。

ところで、USB/WEBカメラを多数台繋ぐと、その順序(風景の並び)が問題なんだが、どうも、その順序は、自動的に決まるらしい。
それは、ドライバの開発順序、つまり“MS-Windowsへの登録順”ではないか。
古くてメジャー(メーカー)のものほど前に来るし、新しくてマイナーなものほど後になっているようだ。
今は、成り行き任せなので、“風景の順序”はめちゃくちゃだ。(苦笑)



奇妙なCD盤 不良  「二月十四日」

100ケース纏めて買ったクラシックCD、毎日飽かさず/飽きずに数枚ずつ聴いているのだが、その中で、時々再生出来ない盤が出て来る。
通常は、盤面に“汚れ”が乗っていて、それを(百均グッズの)“セスキクリーナ”などを軽く吹き付けて拭ってやれば綺麗になり、再生も正常に出来るようになる。
ところが、今回はとんでもなく奇妙な“再生不良盤”が出て来た。(図1)

クリーナを吹き付けて拭ってみたが、びくともせず!?
6倍ルーペで覗いて見て、拭って取れるものではないことが分かった。
印刷面の下にも、その繊維のケバ状の溝は見えるが、表面の“印刷インク”にまでは達していない。
どうも、プラスティック材そのものが、繊維ケバ状に抉(えぐ)れていて、裏表に抜けているようだ。(図2<クリック>

この短かい繊維状の痕は、見れば見るほど奇妙なものだが、どうも経年変化で出来たものではないような気がする。
もしかしたら、出荷検査を通り抜けて来た“不良生産物”ではないかと考えたが、もしそうだとしたら、これを新品で買った人が、当然気が付くはずだし、大騒ぎになったのではないか?...でもないかな?

やはり、最初は正常であったものが、経年で変化したのかなぁ?
プラスティック材が、こんなに“虫食い”のようにに腐食(?)するものなのだろうか?
“CD盤の不良化”は、“剥がれ”か、“白濁”くらいしか無いらしいんだが、ただ、材質のポリカーボネイトは加水分解するらしいので、水分を含んだ繊維のケバが、長期間付着したままなら、こんなことになるのかも。
まぁ、こんなのは、世にも珍しい“不良品”ではないかと思う。



青歯トランスミッタ? 誤訳  「二月十二日」

先日、PCで再生した音声・楽曲を、青歯(ブルーツース/ブルートゥース/Bluetooth)USBドングル経由で、青歯イヤホンで無線聴取することが出来たのに気を良くして、今度はCDラジカセで再生した楽曲を、その“青歯式”で無線聴取出来ないか?とやってみた。

買ったのは、先ず“トランスミッタ CM-TRANS-MEGA”(図1左側 ¥990送料込み)で、それを使ってCD楽曲を送信して、「BH320」で受けようとした。
ところが、どうやっても“ペアリング”が出来ない。(勿論、別系統だが、PCの方の「USBドングル」も、念の為、動作しないように外してある)

考えられる限りの様々なボタンの押し方をしてみたが、一向に繋がった気配が無い。
もしかして、出力は“FM周波数帯域”で飛ばすタイプかな?と、「FMラジオ」(図1右側)で探ってみたが、それらしい信号も出ていない。

イヤホンとの相性(プロファイル)不一致(“イヤホン”のPINコードも色々あるらしい、“0000"、“1234"、“1111"、“8888")から、それのミスマッチか?
そう思って、別のイヤホン長(¥797送料込み)、イヤホン短(¥700送料込み)を買って調べてみた。(図2<クリック>左側)
これらのイヤホンは、どちらも電源を投入すると、女声で“Power on”や“pairing”、または“in the pairing”のアナウンスがある。
しかし、どちらも“suceed”にはならない。幾度となく、根気良く試してみたのだが、やはりダメだった。

これに添付されていた(顕微鏡が必要なくらいミミッちい)説明書では、表題が「Bluetooth Receiver」となっているが、中の説明文では、送信機能もあるような風情だ。
これだけでは、埒が明かないので、ネット上の様々な“広告資料”を読んでみた。
...スマホと簡単にペアリング出来て、イヤホンで音楽を聞ける...ん?何だって?
...どうやら、これは“送信機(トランスミッタ)”ではなくて、単に受信(レシーブ)機能しか無いのではないか?!
それなのに、日本語では、“トランスミッタ”なんて書いてやがる。
(クソッ、こちらが勝手に、誤解したか?あるいは、販売者の思い込み誤訳か?!)
いずれにせよ、送信機としては役に立たない代物だったようだ。(失敗!)



ティッシュBOX留め   「二月八日」

私は、“花粉症もどき”が酷いので、車でもハナカミ用ティッシュが欠かせないのだが、車を(「Passo」から「Belta」に)替えたら、途端に不便になった。
「ティッシュBOX」の置き場が無いぞ!?
そこで、車の「アーム・レスト」に留めてみようと、「留め具」をヤフオク!で、2種(/2個)買ってみた。(¥405税・送料込み+¥398送料込み ...どちらも同品で、失敗買いだった
それで、「BOX」を取り付けてみたけど、これ、あまり具合が良くない。(図1)
第一、口が狭過ぎるので、“ティッシュ押え”として、逆働きをしている。
第二、枠が硬くてツルツルなので、“留めベルト”自身もあちこち滑ってしまう。
第三、材料も安っぽくて、百均品の“伸縮ベルト”にも劣る。

箱や口を無理に押さえ付けているからだろうが、1枚だけ取り出そうとしても、柔なティッシュが千切れてしまう。
仕方なく数枚纏めて取り出しすと、ゴッソリ出て来る...何だ、これは!?
それに、何時の間にか、箱がアッチ向きコッチ向きして、取り出すのに、(運転中でも)視線を振り向けなくてはいけなくなりそうで、“スマホ通話騒ぎ”どころではなくなる?
それに、全体的に類似の“百均グッズ”よりも見劣りがする。

...この留め具の“お粗末さ”を呪っているばかりでは能が無いので、改良を試みた。
他方、車の「トランク」も広くなり過ぎて、置いた物が滑りに滑って始末が悪いので、百均グッズの「滑り止めシート」を数枚買って来たので、それの端を切って/流用して、これに貼り付けてみた。(図2<クリック>
この細工で、「BOX」を少し緩目に取り付ければ、多少はマシになるかな?と思っていたが、やはりダメ!
「BOX」が動くし、紙も取り出し難くて、甚だ使い難い!

+++改善策+++

こんな(詰まらない)他人のアイデア(グッズ)の改善を考えるよりも、自分で工夫すれば、自分に都合の良い物が出来そうな気がして来た。
要は、普通に「ティッシュBOX」が置けるようにし「BOX」が勝手に動かないようにしておけば、位置的にはかなり高目になるが、“紙の取り出し易さ”については、従前通りになるはず。

ということで、同じ「BOX」の空箱を改造して、「収納ケース」を作ってみた。(図4<クリック>
底に這わせた「黒い伸縮テープ」は、2本¥108税込みの百均グッズだ。
これで、「収納ケース」を「アーム・レスト」に縛り付けておいて、その中に件の「ティッシュBOX」を押し込む。(図3)
同じサイズなのだが、少し緩い状態で“セロテープ留め”してあるので、強く押し込めばきちんと納まるし、入替も難しくない。
尚、ゴミは、アーム・レストの下の空間に用意してあるビニールの小袋に押し込む。
これでまた、暫く様子を見よう!



望遠レンズ 修理   「二月二日」

遠くの道路を眺めたいと思ってUSBカメラに付けていた「望遠レンズ(元はスマホ用)」を無理に廻し過ぎた為、壊してしまった。
捨てて、新しいのを買うのも一手だとは思ったが、治せるものなら治してみようと、挑戦してみた。

分解するためには、前の円盤を廻さないとダメだろうと考えたが、細ドライバやピンセットくらいでは歯が立たない。
そこで、以前買ってあったカニ目レンチ(ピン・スパナ|レンズ・オープナー ¥500税込み)を思い出して、これを使うべく、「レンズ前円盤」に2mmφの孔を2個開けた。
そのレンチでやったら、いとも簡単に開けることが出来て、稼動部を全部外せた。
(図2<クリック>は前円盤部のみ)

開けた時に転がり出たのが「へそ」で、これが「稼動レンズ部」をスライドさせるレバーの役目をしていたのだが、それを、力任せに千切った為に、稼動部がスライドしなくなったわけだ。(苦笑)

その「へそ」を瞬間接着剤で引っ付けてみた。(図1)
強度的には、多分弱いだろうと思うが、兎に角、そっと組み立て、そっと動かしているので、今の処は、まだそのまま保っている。

これが壊れた原因を考えてみると、この「望遠レンズ」と「USBカメラ」の焦点位置のミスマッチを、無理矢理マッチさせようとした為だろう。
そういう試みが好きな私だが、ソフトウェアなら兎も角も、ハードウェア/機構部となると、それ程余裕度は無いだろうから、“無理は禁物!”と反省中。


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