[120916]
PW-AT750ジャンクを買って、掃除だけしました
孫息子のために、ネット・オークションにへばり付いて、初めて「電子辞書」なるものを落札してみましたが、そのついでに、どんなものなのか中身を知りたくて、別のジャンク品を買ってみました。
買ったのは、Papyrus PW-AT750不動ジャンクで、総費用\1,651送料込み。(高っ!)
これは、中を開けて調べたけど、修理に打つ手は何も無さそうです。
結果は、左写真&<クリック>のような表示から、全然先に進まず、リセットも出来なくて、最後は電池を抜いてしまわないとダメでした。
「ノートPC」のジャンクなら、もう少しあちこち“触り甲斐”があるのですが、「電子辞書」はまだ良く分からない上、ジャンク・パフォーマンス?(楽しみ効果/コスト)も、あまり良くない?
(日本橋のジャンク店に、こんなの出て来ないかなぁと思うけど、無理か?!)
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分解
どんな中身かな?と、分解。
このジャンクは、前使用者か前所有者が、何度も開け閉めした形跡があります。
(ビス長も違ってたりで、こんな品物はあまり愉しくはないのですが、仕方が無い!)
逆に、楽に分解が出来てしまったのは、余禄かな?(苦笑)
ちょっと注意しておかないといけないなと思ったのは、「電池蓋押さえ用スライダー・レバー」(左写真の矢印の先)が何処にも固定されていないので、分離した時、これを無くさないように気を付けるべし!でした。
(実は、転がり落ちた時に気が付かないと、後で探し回らないといけなくなり、それも、どんな形のものだか知らなければ、厄介倍増ですからね)
現れた主基板を、繁々眺めてみていましたが、(当然ながら?)明確な故障原因は不明でした。低電圧駆動のマシンは焼け焦げなどが無いから、厄介!...?
掃除
主基板を良く見ると、其処此処に白錆び?か黴(かび)?か埃?か分からないものが、小パーツやICピンに纏わり付いていました。(左写真&<クリック>)
こんなのはショートの原因にはならないだろうけど、そうだったとしも、もう“手遅れ”でしょう。
しかし、このままでは気持ちが良くないので、掃除!掃除!
古歯ブラシを使って、ゴシゴシ♪ゴシゴシ♪
この掃除で、もしかしたら不動原因が取り除けていたらいいのだが...と、淡い期待をしていたのですが...全然ダメでした!orz
動作
掃除ついでに、タッチパッド内部の埃は取り除けないか、その部分だけ外してみました。(左写真)
でも、これは、強力に糊付されている様子なので、それを外してまで掃除をする気力が湧きませんでした。...なので、これはそのまま放置!
次に、主基板の裏に一体化された補助基板があったので、引っくり返してみたら、「キー接点群」があります。(左写真<クリック>)
この補助基板と主基板の間にも、何かが載っていそうな気もしたのですが、今回は無理には開けて見ず。(今後の楽しみ♪)
雑記
「弁慶の七つ道具」って言いますが、私のも、電源を入れると“七つ”になるかな?(笑)
今回の掃除は、古歯ブラシが主でしたが、ビス外し用の細(+)ドライバは一種類で済みました。細(−)ドライバは、リセット接点お触り用。
この実験で不便だったのは、リセット・スイッチ用のゴム接点が、裏カバー側に付いているので、分解している時にはリセットが上手く掛けられない!(不便なもんです...苦笑)
で、まぁ、結果的には、電源ON後から暫く走って、[初期化中です]の表示が出たまま暴走しているようで、これを直せなかったので、今回はまた「負け!」です。
その原因が、PCのBIOSに相当するルーチン内の“ROMのビット欠け”か何かではないかと想像しているのですが、確証はありませぬ。あるいは、周辺部の不具合が邪魔をしているのかも?
今回、「電子辞書」の分解に初挑戦でしたが、あまり経験値は上がらなかったようです。(もっと研鑽すべき?!でも、高く付くしなぁ)
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