[2017年3月6日]
SUBカメラ4台の看視系を、試運転中
これまで、2台のPCで各2台のUSBカメラを受け持たせた4カメラ看視系で、試運転をして来たが、片方(裏方)のPC(VY18A/W5)の冷却ファン音が結構、耳に付く!
(そりゃまぁ、一生懸命、USB系で映像信号を受け取って、それと同時にLAN系も働かせて映像信号を送らないといけないから、シンドイのは分かるし、その映像も殆ど変化無しだから、苦労のし甲斐も無い。不平がましくファンがウンウン唸るのも分からんではないけど。苦笑)
USBカメラ群を、CS-3DW300に替えてから、暫く様子を見た結果、YV18A/W5の方は休ませ、USBポートが2口あるDELL D4301台だけで、4台のカメラ映像を表示させることにした。(図2<クリック>)
当然ながら、カメラ2台ずつ“組”で切り替えないと駄目なのだが、それをタイマで自動的に切り替える方式にした。
この看視系、欠点は色々あるが、(カメラが冷えた?)朝の立ち上げ時には大変手間が掛かること、一旦安定化すれば、長時間安定に“切り替え表示”が出来ているが、日に数回、時には数十回も(映像信号が上手く採れないためらしいが)プログラムがダウンすることなど、結構鬱陶しいものがある。
(もしかしたら、カメラ群が劣化して来ているのかな?...ま、もっと酷くなるようだったら、“替え品”は幾らでもあるぜ♪)
利点は、4画面表示に、PC1台で済むことと、ワイド/魚眼レンズを付けたお蔭で、カメラ3台で家の周りの必要な全域をほぼカバー出来ていることだ。(残り1台は、遠方の道路看視用)
映像に関しては、動くもの(人や車)でも、どれかの画面には映っているし、不審な駐車などは見落とすことも無い。
インターホンが不調でも、(在宅なのに宅配便を見逃して、)再配達を頼むこともなくなるだろう。
これで、また暫く様子を見ようと思う。
しかし、(不恰好だけど)自分で好きなようにプログラムが組めるってことは、なかなか愉しい♪
他の方達の作られた“よく出来ているプログラム”を、何となく使わせて貰うよりも、自分に合う自家製プログラムで遊ぶ方がずっと刺激的だ。当然、“不出来の部分”には、自分自身に腹を立てながらだけど。(笑)
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メニュー
プログラムを、主に必要性から、時には自分の好みなどでころころ変えるから、それに従って「メニュー」もコロコロ替わる。(図3)
今は、「カウントダウン・タイマ」(数字)と「アクティブ側カメラ組」(Cam1&Cam2かCam3&Cam4か)の目印を表示しておくために、メニュー項目を増やしたが、これを細長にして画面の中央に置くようにした。(図4<クリック>)
「タイマ」は、標準で“60秒”にした。
これ位だと、カメラの切り替え時の“もたつき”に支障が無さそうなのと、看視にも、まぁまぁ不都合が少なさそうだからだ。
(本来なら、“瞬時切り替え”をしたいところなんだが、“USB経由の映像伝送”は、複雑な手順が必要らしく、それ程素早くは出来ないようだし、あまり急がせると、USB系が発狂してプログラムが直ぐにダウンしてしまう)
「ズーム」の最大倍率は、調べていないので分からないが、“映像データ採取箇所”をほぼ1画素にまで絞り込めるから、名目上では数百倍にはなるはず。その映像情報を、窓一杯にまで拡大出来るわけだ。
(まぁ、“色付きブロック”が大写しになるだけなので、別段、面白いものじゃあないけど。苦笑)
今は、4番カメラで、“遠くの道路の風景や夜景”を、程々にクローズ・アップして眺めている。
(どうってことの無い映像なのだが、ヘッドライトの小さな明かりがチラチラと動いて行く夜景などは何かノスタルジックで、一興の風情がある)
使用PCのこと
設置場所の制約(狭い!)から、横にUSBポート口やLANポート口が出ているノートPCは使い難い。
結局、それらが全部後に出ているDELL Latitude D430を使うようになった(図5)のだが、12〜13インチ・クラスでこうしたタイプのノートPCは、探してみたけど、これが唯一で、他には皆無らしい?
その代わり、HDDはかなり特殊な1.8型なので、あまり嬉しくもないんだが。
予備機として、D430 Core2Duo(\2,350送料込み)やD420 Core Solo(\2.480税込み)を買い足したが、表示が暗かったり、性能的に厳しかったりで、ちゃんとした予備機になるのかどうか?ちょと、心許ないが。(図6<クリック>)
また、看視系は、一日中表示させ続ける時もあるから、液晶表示のバックライト蛍光管の消耗が気になる。
PCNETで見掛けたLEDバックライトのパネルが、そのまま使えればいいのだが、合わなくて捨てざるを得なくなるのが怖くて(?)手は出していない。
因みに、D430の液晶パネルは、LTD121EW3Dという 12.1Wide 1280x800のもの。
カメラのこと
(当苑所蔵の)PC機では、USBカメラ(の映像)は2台分までしか同時には扱えないことが分かって、3台のカメラを切り替えて視界を広げることを始めたのだが、それは早晩、限界に突き当たった。
それで、別途、市販/百均の「小型魚眼レンズ」を使って視野を広げることを考えたわけ。
(ジャンク品の)CS-3DW300の飾り枠を外したら(図7)、「魚眼レンズ」がピタリと納まり、接着出来ることが分かって、それ行け!ってんで、“魚眼付き”を沢山作った。(笑 図8<クリック>) ・・・それでも、千円は越えなかったから、有り難いことだ!
ただ、このジャンク・カメラ、レンズ口径が小さいためか、受光/受像感度がかなり悪く、暗い方での看視能力が低い。
その上、周囲の気温が低いと、ホストPCとUSB信号のやり取りが上手く出来ないようで、「添付の専用ソフト」ですら、ちゃんと映像信号を読み出せない時がある。
これの台座は大変オソマツなので、百均クリップ(小)を買って来て、“傾き”を増強するため、木製の楔を間に噛ませた上で、ビスで結合した。現在は、そのクリップで木製支柱に噛ませて、看視運用している。(図1)
上述のCS-3DW300カメラは、暗い方に弱いので、明るい「無銘カメラ-TeckNet C016類似」の方に魚眼レンズはどうか?と、前枠に接着してみた(図9)
だが、こちらの方は、逆に魚眼レンズとの相性が、甚だ悪い。(図10<クリック>)
これは、カメラ自身の開口角が広過ぎる為だろうと思う。
まぁ、それが明るい理由でもあるのだろうが、このジャンク・カメラは、強い昼光下では“白飛び”するものが多く、沢山買った中でマトモに動作したのは、半分以下だった。
尤も、WEBカメラの大半が、“屋外光で白飛びタイプ”だったから、あながちこれだけが粗悪品というわけでもないらしい。
こうした自分なりの(趣味と生活の!)看視系を作るには、沢山買って壊して色々試せるジャンク品や廉価品・百均品などが具合がいい!
それらを色々実験し、工夫してみて、不具合があれば騙し々々、取り繕いながら運用するのが一番!ではないかと思う。(笑)
(今、マスコミが大騒ぎしている「豊洲市場移転問題」や「森友学園問題」など、意地悪く、問題点をせっせと穿り返して、物事を後戻りさせて楽しんでいるような非建設的で悪趣味な世界とは違って、こうした“趣味と生活の世界”は、ほんと楽園だと思うにゃぁ。大笑)