我楽多苑 OLYMPUS SP-550UZ ジャンク 電池蓋留め破損
[130323]
OLYMPUS SP-550UZジャンクを、買いました
ネット・オークションで、このジャンクSP-550UZを見掛けた途端に欲しくなって、後先構わず入札。幸い、無競争で落札出来ました。(総費用\1,678送料、手数料込み)
中型ズーム機は、C-770UZやSP-500UZ(左写真<クリック>)などがあって、既に充足はしているのですが、もう少し上位機種もあっても良いかな?と思って。
このジャンクは、“電池蓋が、閉まるけど留められない不具合”がありました。(それ以外の欠陥は、特に無さそう)
ジャンクになった理由は、留め部の小さな出っ張りが欠けたためのようですが、実際これの補修は、厄介なんですよねー。(以前、似たような修復を、やったことがあります)
半田鏝を使って「留め具」を追加・固定し、何度も手直し・整形しながら、(不満足ながら)何とか使い物になる状態にしました。
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留め部の損壊箇所
このタイプの電池蓋留め部の損壊は、通常は“致命的”ですね。
単3型電池4本分の“バネの反発力”が結構強くて、蓋をテープなどで仮止めしても、直ぐに弾け飛んでしまうから!
それに、少しでも緩むと電源が落ちてしまうし、それを気にしていると撮影など出来ないですからね。(苦笑)
欠陥を調べてみると、2箇所、薄い小さな板状の箇所が折れて無くなっていました。(左写真)
SP-500UZと見比べながら、これの修復作戦を立てました。
一案として、これと同じ機種で蓋が健全なジャンクを入手して、蓋だけ入れ替える手がある。
でも、それだと(安く上げたいのに、逆に)“高いジャンク”になりそう。
まぁ、チャンスを待って、運が良ければ、適当なものが手に入るかもしれないけど、今は、兎に角、“部分補修”でしょうね。
小金具の準備
ここの補修には、“弱い板”を使うわけにはいかないと思ったので、強度のある「金具」を探しました。
ジャンク箱から、鉄板を使った「小SW」を見付けて、これの「L字型側板」を切り取って使うことに。(左写真)
必要部分が小さ過ぎて金鋸が使えなかったので、ニッパとヤスリとラジオ・ペンチで、切り取りと整形。
作った小金具を、半田鏝で加熱しながら押し込んで、固定しました。(左写真<クリック>)
(この時点では、良く分からなかったのですが、この金具、少し余裕を見て大きく作り過ぎたようで、後で泣きをみました)
当初、この一辺だけの補修金具で、蓋が保持出来ないかな?と思ったのですが、やはり側部が浮いてしまうので、2箇所留めないとダメなようです。
仕上がり状態
一生懸命やったのですが、仕上がりはどうも良くありませぬ。
「加熱」だけで整形すると、段々“型崩れ”が酷くなって来るので、それは控え気味にしたのですが、切り出した「小金具」のサイズが大き過ぎたようで、きちんと嵌め込めませぬ!
蓋が奥まで入り切らないのと、やや浮き上がり気味です。(左写真)
でも、これ以上加熱して整形を続けると、台座部が傷んで|弱って来てしまいそう。(左写真<クリック>)
なので、一応蓋は留められる状態になっているので、修正作業は止めて、実際に使用して様子を見ることにしました。
SP-550UZでの試写
電池蓋の修復状態の確認と、カメラ機能の確認を兼ねて、短期試写と半日ほどの実地撮影をしてみました。左写真<クリック>はその一例。
何とか保ちそうなので、これでOKとします!
話し変わって、これのズーム機能は、半端でない!です。(左写真)
確かに、光学18倍は、威力がありそうで、バードウォッチングなどには有効かも!
でも、私は手ブレが心配です...手ブレ抑制機能は付いてますが、どの程度効き目があるやら?...然りとて、三脚などを持ち歩く気は無いし。
実は、近頃、写真撮影に、妙な持論・自論を持つようになりました。
参考にしたのは、例えば、プロ・カメラマンがモデルを撮る際に、やはり色々なポーズをさせてそれらを沢山撮影して、その中から“素敵な一瞬々々”を捉まえているらしい点です。
風景撮影でも、風景はゆっくりではあるけど微妙に変化しているし、背景やそれとカメラとの間の事物と、“こちらの立ち位置”との関係で、微妙に“組み合わせ”が異なるから、良い場所を選び抜き、そこで構えて待つわけです。
でも、待っているのは大変だし、そんな時間も無い!...セッカチな私は、自分の方からアタフタ動いて、“気に入った区画を、チャキチャキ切り取らせて貰う、撮影する方式”にしています。だから、三脚は使わず、“手ブレ常習犯”だし、高倍率ズームは不可欠!なのです。
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